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読書の轍

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わたしになにかしらの轍を残していった書物たち。
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2022年12月の記事一覧

合本 「村上春樹」 BRUTUS 特別編集版がなかなかよいですね

合本 「村上春樹」 BRUTUS 特別編集版がなかなかよいですね

最近、20〜30代にかなりハマっていた村上春樹さんの作品(小説に限らず)を再読しています。

そんなこともあってか、アンテナにひっかかってきた(たんに書店で平積みになってたんだけど)このBRUTUS。

合本ということで、なかなかボリューミー、内容も濃いです。

2022年最新インタビューでは、最近の活動の様子(早稲田大学の村上春樹ライブラリーとか)なんかもうかがえて、ファンにはありがたいですね。

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スティーブ・ジョブズの禅僧〜宿無し弘文

スティーブ・ジョブズの禅僧〜宿無し弘文

禅(いわゆる「仏教」とはあえて別にして)の「ブーム」は定期的にきますが、また最近はそのようで。(ま、観測範囲によるのですが)

本書はもう文庫化もされていて、書かれたのは最近ではないのですが、ワタクシが今年読んだ中では一番の読後感。読んで、出会えてよかったなぁという読書体験でした。

基本的にわたしは禅については仏教のハードフォークのひとつ、ブランチのひとつという認識です。

それについてよいわる

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