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貸金庫事件から友人関係を考える

◆貸金庫を開けたら空っぽ

銀行の貸金庫に預けていた資産を、行員が盗んでいたというニュースがありました。似たような体験を、5年前のYouTube動画にアップしていた放送作家の記事を読んで考えてしまいました。

◆なくなるはずのないものがない

好奇心から貸金庫を利用したとのことで、何年もほったらかしにしていたそうです。それでも、貸金庫を開ける日はやってきて、中はからっぽ。
なくなるはずのないものがない。銀行側からも、本当にお金があったのか、途中で持ち出したのを忘れていないかと疑われたそうです。

◆意外な述懐

数カ月後、行員が盗んでいたことが銀行からの連絡で分かります。
その放送作家は、貴重な体験だったと述べ、さらに、何年もほったらかしにしていたのがいけなかった。頻繁に開けてチェックするだけでも、一定の抑止が働くはずと語っています。

◆ほったらかしがいけなかった

冒頭、考えてしまったというのは、この部分。思わず友人関係のことと結びついてしまいました。
学生時代からの友人たち。長い付き合いになります。自分は一生ものと思っている。とは言え、地元を離れて働いていることもあり、会うのは年に1回ほど。会っても、学生の頃のように、人生論に花を咲かせることもない。
ほったらかしとまでは言わないものの、それぞれが今どんなことを考え生きているかなんて知らずに過ごしています。

◆帰省にあたって

現在も、別の銀行で貸金庫を借りている放送作家は、月に1度は必ず開けて、金庫の中身を撮影して記録に残しているそうです。
友人は大切です。今回の事件のように、あると思っていたものが、なくなっていたってことは避けたい。友人関係を、ほったらかしにしない。そんな心持で帰省することにします。

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