“日常の消費に溶け込むテクノロジー“を生み出す開発部門の強みとその理由とは
こんにちは!広報の弘田です。
Showcase Gigでは、当社で働く方たちを知っていただくために、スタッフインタビューを実施しています。
今回は執行役員 O:der事業部技術担当部長の大井さんへのインタビューです!
開発部門のTOPである大井さんに、これまでのキャリアやShowcase Gigとの出会い・魅力等について語っていただきました。
ーー大井さんは過去に様々なプロジェクトを経験されてきたと伺いました。
Showcase Gigにくる前は石亀さん(当社の代表)とドロップシステムという会社を立ち上げていて、そこではSIerのような形で、受託開発を行っていました。
例えば、某大手データセンターのIaaSシステムのUI設計からAPI実装、エンタメ系ニュースを扱うサイトの開発/保守運用などのプロジェクトを担当してきました。オンプレサーバーからAWSへの移行や、ダイレクトリクルーティングのシステムを作ったりもしていましたね。
特にソーシャルゲームやニュースサイトは瞬間的にかなりのアクセスがあるものだったこともあり、限られたサーバーのリソースの中でいかに大量のアクセスを捌くかの検討/実行がかなり大変でした。そうした経験から、最初のうちに後々になっても困らないような設計をしておく、ということは当時から意識しています。
ーークラウドシステムからソーシャルゲームまで、かなり多岐に渡りますね…!そうした中で、Showcase Gigとはどのようにして出会ったのでしょうか。
2012年、石亀さんが株式会社MIXIの開発案件を通して出会った新田さん(当社の会長)とShowcase Gigを立ち上げたのですが、その流れからShowcase Gigの開発をドロップシステムで受けたのが最初ですね。
ーー入社こそ2020年ですが、Showcase Gigの開発は最初から見られていたのですね!
全部ではないですが。笑 でもドロップシステム宛にくる開発案件は僕自身が対応していたので、Showcase Gigに入る前から何をやっているのかはおおよそ知っていました。
ーーそこからどうしてShowcase Gigにジョインすることになったのですか?
その当時は、経営の仕事も忙しくて開発以外の業務が増えてきており、改めて開発に専念したいなという気持ちになっていたこともそうですが、O:der Table(当時のSelfU)が画期的なサービスだなと思ったことも大きな理由ですね。
他の案件同様、SelfUも企画書を見ていたのですが、当時は正直、こんなの需要あるのかな?と思ってました。笑 でも実際サービスができて、お店で使ってみたらすごく斬新で画期的だなと。実際にやっていることも、自社サービスを作るだけじゃなくて、そのサービスをPOSと連携したり店舗機器と繋いだりしていて、そこまでやっているところは他にないな、面白い会社だなと思って、入社しました。
ーー入社以後、どのような部分をご担当されてきたのでしょうか?
まずは、既存システムのサービス間でDatadogのトレースがまだ接続出来ていない部分の整備をしました。
例えば、O:der ToGoの大まかな指示系統は以下の通りです。
このように様々なサーバーを経由してお店に情報が届くわけですが、そのログに一部、トレースログが繋がっていない部分があったので、整えるところから始めました。
あとはシステム開発に使用しているフレームワークを最新のものに置き換えたりもしましたね。
O:derのシステムはどこかが途切れると注文が通りません。僕はパフォーマンスや性能を気にするタイプなので、安定した稼働を実現するために必要な整備等を行いました。実際現在は、インフラの構成や管理も最新になっています。
ーー実際O:derは安定稼働できていることが強みになっています。大井さんのおかげですね!
会社全体で気持ちを一つにして、O:derを安定稼働させるために日々努力をしてきた結果です。O:derは大手飲食企業様にお使いいただいているので、今でもかなりのアクセス数があるのですが、まだ想定内ですね。ただ、今後も大手飲食企業様の導入を進めていく方針なので、ものすごい数のトラフィックが増え続けることが予想されます。そうしたインフラを支えられるのは貴重な経験ですね。
ーーお話から開発組織の雰囲気の良さを感じます。Showcase Gigの開発の魅力を教えてください!
お互いになんでも言い合える雰囲気ですし、みんな協力的なところですかね。
例えば、コードレビューは当たり前にやるのですが、Showcase Gigでは設計レビューという、自分が設計したものに対して、ひとりよがりだったり間違った設計になっていないかなどをレビューしてもらう会が週に一回あります。そこにすごくみんな積極的に参加してくれるし、意見も言ってくれたりするので、良い指摘をしあいながら高めあうことができます。
あとは、個人としてやれる範囲が広いこともそうですね。
ただ設計書をもらって一部の機能を開発するのではなく、自分で作ったものはきちんと自分で動作確認をしてリリースまで持っていきます。
また、フロントエンドチームやバックエンドチームなど、組織としてチームは別れてはいるものの、あまり垣根はありません。手を挙げれば、自分のやりたいものをやることができます。バックエンドの人がフロントエンドをやったり、逆も然り。全部やる人も実際にいるので、やる気さえあれば、幅広い技術と経験が身に付くと思います。
技術面も、業界の中でも高いものを使っていると思いますし、実際メンバーも常に最新技術やスキルをキャッチアップしていくタイプの人が多いのも良いですね。
ーーとても素敵ですね!最後に、大井さんが今後チャレンジしたいことについて教えてください!
まだまだ現場に携わりながらも、エンジニア組織にいる一人一人の強みを伸ばしていきたいなと思っています。
ーー大井さん、ありがとうございました!
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ではまた!
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