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キーワードはコンシューマーファースト。Showcase Gigならではの価値観と魅力とは

Showcase Gig 広報の弘田です。
Showcase Gigでは、当社で働く方たちを知っていただくために、スタッフインタビューを実施しています。

今回は執行役員 BD事業部担当部長の伊藤さんへのインタビューです!
現在大型プロジェクトのPMを担当中の伊藤さんに、普段の業務内容から、これまでのキャリアと比較したShowcase Gigの魅力ポイントについて語っていただきました🙌

ーー早速ですが、伊藤さんのこれまでのキャリアについて教えてください。

大学院を卒業した後、金融機関向けの取引システムを開発している企業に入社し、証券会社向けのFX/仮想通貨/バイナリオプション等の取引システムの新規導入・保守運用業務に従事していました。最初はエンジニアからスタートしましたが、社会人2年目以降は徐々に要件定義や設計等、プロジェクトリーダー的な役割を担当していました。

その後外資系コンサルティングファームへ転職し、金融機関向けのITリスクコンサルタントとして、情報セキュリティ対策等の支援や、監査指摘事項に対する対応支援等の業務に従事していました。働き方自体はものすごくホワイトな職場環境だったのですが、少し物足りなさを感じたのと、改めてものづくりの最前線に立っていたい、という想いも出てきていたので、Showcase Gigに転職しました。

ーーShowcase Gigのどこに魅力を感じて入社されたのですか?

2018年9月に入社したのですが、その当時モバイルオーダーサービスはまだまったく世の中に浸透しておらず、市民権を得られていない状態でした。ただ、面接で経営陣から話を聞く中で、これは伸びてきそうなプロダクトだなと思ったのと、このサービスが浸透すれば今後絶対に便利になるという未来が想像できて、非常に興味が湧きましたね。
当時まだ20代だったこともあり、自分の成長のために力をつけて頑張っていきたいなと思って入社しました。

ーープロジェクトマネージャーとしての役割や現在の業務内容について教えてください!

Showcase GigのBD事業部には主にBizDevグループ、PMグループ、クリエイティブグループがあります。
Showcase Gigのシステム開発案件の多くは要求事項が整理されていない状態からスタートするため、基本的な進め方として、要件定義フェーズの前に企画検討のフェーズからスタートします。
企画フェーズはBizDevグループがリードして取り組みますが、PMグループもシステム的な観点でのフィージビリティ検討や、後続工程のための概算見積等を行います。ただ、特に変な縦割文化もないので、PMグループやクリエイティブグループも企画に関してディスカッションしながら取り組んでいきます。

企画フェーズが終わり、案件におけるシステムの要求事項の大枠が固まったら、要件定義以降はPMグループが主導して、クリエイティブグループと一緒に要件定義〜リリース対応まで進めていきます。

PMグループに属する私たちプロジェクトマネージャーの役割は、システム開発におけるQCD(品質・コスト・納期)全般に対しての責任を持つことです。
また、BD事業部が担当するプロジェクトでは、開発実装部分を外部のパートナー企業さんと一緒に組みながら進めているので、QCDを高水準で達成するために、社内メンバーや外部のパートナー企業さんを上手く組み込んだ形でチームビルディングすることが非常に重要な役割になってきます。

そうした役割の中で、現在はJR西日本SC開発様とJR九州様、2つのプロジェクトを担当しています。

ーークライアント・パートナー企業・社内と非常にたくさんの方と関わり合いながら業務を進められているのですね!その中で何か心がけていることはありますか?

いろいろあるのですが、コンシューマーファーストの視点で考える、ということは気をつけていますね。
クライアントの要望をそのまま実施する単なる御用聞きベンダーではなく、実際にサービスを使うエンドユーザーの方達に価値を提供できているか、という点を最も優先すべき判断軸にしてプロジェクトを推進しています。

そうした価値観を社内はもちろんのこと、クライアントとも共有し、より良いプロダクトの構築や価値提供ができるように心がけています。
そのために、クライアントとは受発注の上下関係ではなく、あくまで対等な関係性を構築する、ということも心がけています。一つのチームとして取り組んでいる感じですね。

ーーこれまでに経験されたコンサルタントやSIerなどと似ている部分もあるかと思いますが、Showcase Gigのプロジェクトマネージャーとの違いはどういったところにあるのでしょうか。

各社様、規模や対象としている領域が異なるので一概に比較はできないですが、Showcase Gigとしてのプロジェクトマネージャーや、会社自体の特徴を挙げるとすると、やはり先ほどの、コンシューマーファーストの部分は社内の価値観として強いと思います。

そしてその価値観に基づいている面白い点として、Showcase Gigでは様々なPoC的プロジェクトを自分たちでやってみる、というところがあります。そこで得られた経験やナレッジなどを、実際に案件でクライアントに還元するアプローチが取れるというのも、違いとして挙げられるかなと思います。

また、Showcase Gigが取り扱うシステムで、オンラインだけで完結するシステムはほとんどありません。基本的にはオンラインとオフラインが融合した形での価値提供になるため、オフライン部分の業務や体験整理等も、システムの設計と同じように検討することが求められます。この部分に関しては他のシステム開発会社で働くのと比較して、成長できる部分かと思います。

大手SIerやコンサルティングファームでは、各工程毎にある程度分業化されていたりしますが、Showcase Gigは少数精鋭でプロジェクトに対応します。そのため、1人1人に求められる業務領域が広いというのもあり、現状は基本的に要件定義~リリース後の保守運用まで一貫して対応する形になっています。

ーーどちらも経験されたからこそわかる違いですね。受注からデリバリーまで一気通貫で対応するとなると大変なことも多いと思いますが、これまでで一番大変だったプロジェクトは何ですか?

どれも大変ではあったんですけど、入社した次の日くらいにPMにアサインされたプロジェクトですかね。1時間くらい案件の頭出しをされて、あとはよろしくお願いします、みたいな感じでした。当時はかなりメンバーも少なかったので、流石に今はそういったアサインメントはしないですが(笑)

まずは開発協力をしてもらうパートナー企業さんを探すところから始めましたね。それまでWebシステムの案件経験はありましたが、ネイティブアプリ開発の案件経験は特になかったので、キャッチアップしながらなんとかうまくやろうという感じで進めており、そういう意味で結構大変でした。

ーー人数が少なかった当時ならではの感じですね😅逆に楽しかったことはありますか?

直近、JR九州様の公式アプリをリニューアルして、アプリ内でくじが引けて、どこかへの往復切符が当たるという企画を行いました。そこで、すでに公式でも情報が出ていますが、計1万組の販売分が想像を超えるスピードで、約3日間で完売したことです。
UXにこだわり、画面の演出を可愛く作って、狙い通りSNSにも投稿され、バイラルマーケティングとしてもうまくいったと思います。
アプリをきっかけにプラスアルファの収益を生み出せた、という点で、案件としての成功事例になったなと思いました。

ーー社内でも話題になっていましたね。様々な案件に携わられてきた伊藤さんから見て、Showcase Gigでプロジェクトを担当することの魅力はどういったところにあるのでしょうか?

Showcase Gigは特殊な立ち位置にいる会社だと思っています。各業界のリーディングカンパニーの方たちと直接やりとりができて、かつ戦略的にコアとなるようなシステム開発の部分をプライムベンダーとして受けられているわけですが、本来スタートアップやベンチャーでは難しいことだと思います。これまでの歴史を経て、そのポジションが業界の中で獲得できているということが、プロジェクトマネージャーとして働く環境を考える上では魅力的だと思います。
直接やりとりができているからこそ、クライアントの最上流の要件定義工程から一緒に入れますし、人数もあまり多くないからこそ、若手であったとしても期待値を込めて任せてもらえる環境にあります。自身の成長を望むのであれば、非常に魅力的な環境だと思います。

また、オンラインだけにとどまらず、オフラインの体験や店舗と組み合わせたような形での、トータルでの要件定義が求められたりする案件に携われることも魅力の一つかなと思います。

ーー伊藤さん個人として、今後チャレンジしていきたいことはありますか?

会社のミッションに基づいて、より社会に対して価値提供をしていけるようにしたい、というのは前提としてあるのですが、より効率性を高めるために、自分自身やPMグループとしてのアウトプットの質を高めていきたいと思っています。最近では、いかに生成AIを業務に組み込むかを検討中です。

ーー実際どういったところで試されているのですか。

情報共有をしない設定にした上で利用している前提ですが、例えばシーケンス図の叩き台をPlantUML形式で書いて、それを元に自分で諸々手直ししたり、アイデアのブレストの壁打ち相手として使ったり、自分自身がそこまで詳しくない領域に関して質問してみたりしています。まだ色々と試行錯誤中です。

ーー最後に、世の中のプロジェクトマネージャーのみなさんへ一言お願いします!

今、プロジェクトマネージャーという職種自体が採用市場でかなり希少性が高くなっていて、おそらくどの会社でも引く手あまたな職種になっていると思います。
しかしそれゆえ、どこの会社を選ぶか、というところが結構重要なテーマになってくるのではないかなと思っています。

日常生活をより良くしていきたい、より自分自身を成長させたい、何か面白そうなことをしてみたいと思っている方には、是非Showcase Gigを選んでもらえたら嬉しいです。

ーー伊藤さん、ありがとうございました!


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