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     自己紹介に変えて

―40歳まで童貞だったら魔法が使えるようになる―

無論、これは、ネット上の自虐的な戯言だが、60歳をとうに過ぎて童貞の僕なら、何らかの、魔法らしきものが使える気が、自分でもしている。
一日一回、オナニーが出来る。
そんなことですら、この歳では、魔法に近いかも知れない。
そのオナニーに関する妄想力が、最近、ますます冴えてきている。
チンチンの硬さと妄想力は反比例する。
僕の持論である。
若い頃は、女性のエロい写真を見ただけで硬くなっていたチンチンが、僕の歳ではそうは行かなくなった、いや、イカなくなった。
その代わり、妄想する力、あるいは、過去のエロい経験を思い出す力が増して来たのである。
人間、何かを失うと、それを補うように別の何かが発達するのは常のことで、目の不自由な人が、音感にすぐれていたり、自閉症の人の中に異常な記憶力を持つ人がいたり、と、そうした例は、枚挙にいとまがない。
その伝で、僕の能力を表現すると、さしずめ、「エロ・サヴァン・シンドローム」だ。
略して、ESS。なんか、カッコいい。
あれ、どこかで聞いたことがあるぞ。
English Speaking Society、だめだ、こりゃ。
この時点で、僕が、ドリフをリアルタイムで観た世代だと分かっていただけると思う。
ドリフだけじゃないよ、クレージーキャッツも、トニー谷も、林家三平(初代)だって、僕は知っている。
昭和、平成と、時代を超えて、童貞だった。
そして、今、令和の童貞王に僕はなる!

これから、少しずつ、昭和の微エロネタを書いて行くつもりだ。
セックスそのものの生々しさを期待される方たちには、楽しんでもらえないと思う。
ここが、むっつりスケベな変態紳士たちの秘密基地になれたら。
そう願っている。

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