去年の新入社員が子猫を発注したと思ったら酔っ払ったオジさんが納品された
去年の新入社員が子猫と酔っ払ったオジさんくらい違う発注をして、現場が焦ったんです。※もちろんあくまで例え話※
まだ経験不足な去年の新入社員がメインの仕事にはバックアップをつけて「どう進めたらいいか」「どうデザインを発注したらいいのか」細かく分かるように説明したんです。時間かけて。上司も指示〜修正を見やすく絵まで描いて説明していたんです。関わったみんなが「子猫」が出来上がってくると信じていたんです。
出来上がりを見てびっくり。酔っ払ったオジさんが納品されたんです。
「子猫」を発注したら「老猫」が納品されたくらいだったら、おしい!と、そこから巻き返すことができたが。「酔っ払ったオジさん」が納品されたんだから。何にもカスっていないので手の施しようがないのです。
どうして、こんなミスが起こるのか。指示がしっかり通っていなかったのか?説明が悪かったのか?大人たちがざわついていました。頭を抱えておりました。
しかし、私はそうではないと確信していました。なぜなら私には上司の指示が分からないほど「去年の新入社員はアホじゃない」ということを知っていたからです。
指示が分からなかったのではない。指示に納得していなかったのです。
私含めてチーム全体が「子猫がいいよね」と考えが一致して去年の新入社員に子猫の発注を指示。ただ去年の新入社員は「酔っ払ったオジさんがいい」と思っていたのでしょう。
指示や修正点が分からないことを黙っている、質問をしない、そこから生まれるミスについては「分かるまで聞いてほしい。迷惑がるような人はここにはいないよ」と声をかければ良いのです。
分かっているが納得していない
理解不足より厄介なパターン。彼は、チームに「子猫」ではなく「酔っ払ったオジさん」がいいことを主張して、とことん議論する必要があった。いくら時間がかかったとしても、譲れないのなら、その手間をかけるべきだった。
結果、ひとまず酔っ払ったオジさんを使用せずに何とかその場をしのぐ事になりました。もしかしたら、今でも去年の新入社員は「酔っ払ったオジさん」でいけると思っているかもしれない。なんで周りがザワついたのか気づいていないかもしれない。
直属の先輩は他にいるので私がでしゃばることはできず、去年の新入社員にリスニングもしていないので真相は闇の中ですが、私の中では、去年の新入社員は確実に厄介なタイプと認定しました。今後、去年の新入社員と組むことがあったら、この件を踏まえて接する所存。