マネーフォワードからミロクへの仕訳インポートをくわしく解説(インボイス対応)
顧問先がマネーフォワード使用している関係で、当事務所での決算ではマネーフォワード→ミロク の変換が必要となりました。
(この辺は基幹ソフトを何使ってるかによって色々変わりますね)
ずいぶん前の記事で、マネフォ→ミロクは連携の愛称が良いよ!とオススメしましたが、自分用の備忘録もかねて、改めてデータ移行の方法を記しておこうと思います。
マネーフォワードは基本的に電話でサポート対応はしてくれないので、右下に現れるチャットサポートで聞いたり、マネフォの公式のサポートサイトから困ったときは情報を探します。
マネーフォワードから仕訳をエクスポートする
仕訳をエクスポートする前に、マネーフォワードの検索キーにミロク「ACELINK NX-Pro」で使用しているコードを合わせる事前準備が必要です。
詳しくは上記のサポートページで。
科目コードを合わせたら、仕訳エクスポートに入ります。
画面左のコラム(柱)メニューから
⚙各種設定→ 他社ソフトデータの移行 を選択
他社ソフトとのデータの移行ができます
という画面になるので、変換先のソフト名を選択
ここの画面ではインポート、エクスポート どちらも選択できます
今回は、マネーフォワードから仕訳データを「エクスポート」して、ミロクでは「インポート」します。
エクスポートの設定
ミロク科目体系は「法人基本型」・・・だと思います。多分。
開始日、終了日(エクスポートしたい期間)を正しく選択してください。
「未実現仕訳」はエクスポート対象に含めない・・・ほうが良いです。多分。(この「未実現仕訳」についてよくわかってない💦)
エクスポート をおすとCSVが出力されます。
科目の3ケタが不明の場合、途中で尋ねられるので入力します。
私は「複合」の3ケタについて毎回尋ねられます。
ミロク ACELINK NX-Proで仕訳をインポートする
会計大将の画面のデータ連動から、CSVファイルをインポートします。
4.データ連動 > 3.汎用データ交換 > 12 .インポート導入処理
インポート導入処理画面での設定注意部分
左画面の「仕訳情報」のパターンを複製して「MF取込」などの名前で別設定を作ります。
【ファイル情報】タブ
【項目情報】タブ
デフォルトでインポートすると、適格事業者と免税事業者の課税区分(適格・経過措置)が反映されないので、確か左から
「事業者取引区分」を引っ張って右に追加したと思います。
(ミロクのサポートセンターに電話で教えてもらった)
ここ大事みたいなんで、皆さんもご留意ください。
【仕訳情報】タブ
CSVファイルをミロク(会計大将)へインポート
4.データ連動 > 3.汎用データ交換 > 11 .インポート処理
設定は以下の通り。
対象マスター:仕訳情報
パターン:3MF取込 を選択
対象月: 取り込みたい対象の月を選ぶ
これでインポート完了!できるはず!
設定が不足したり違っているとエラーが出て連結できないので
そんな時は・・・ミロクのサポートセンターへ!
マネーフォワードは他社連携が豊富
他の会計データへのインポート・エクスポートにも対応しています。
詳しくはこちら!↓
マネーフォワードは、それ自体でe-taxに申告できるわけではない、また試算表のデータなどクラウドならではの見づらさがあるので、他社ソフトにインポートする事がどうしても多いと思います。
マネフォのサポートサイトはかなり充実しているので活用必須です。
困ったときはサポートサイト!
または、右下のチャットサイトで適当な語句を打ち込むと
例) ミロク データ エクスポート
対応したサポートサイトのリンクへ誘導してくれるので、
まあ、ようするにサポートサイト見て、自分で調べて何とかしろって事です!ファイト!
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