会計事務所のDXへの流れは止められない
なんか仰々しいタイトルですが、3週間もデジタル関連の記事を書かず、「職場の教養」に載ってた旅情報でお茶を濁していた、祥ゆずこです。
まあ決算業務などで忙しかったわけですが、平行して、事務所のDX活動にも勤しんでおりました。
そもそもDXって何かって改めて考えて調べてみると、
マネーフォワード サイト内の記事でとても興味深いものを見つけました。
デジタル化について、
Digitization デジタイゼーション
Digitalization デジタライゼーション
Digital transformation デジタルトランスフォーメーション
という3ステップがあるという考え方です。
デジタイゼーションとは
3ステップの中のFirst Step、デジタイゼーション とは
既存の業務を単純にデジタル化するプロセス と私は理解してます。
紙で保管するものをスキャンしてデジタル化。
会計事務所で言えば、
・紙で申告書を提出しているのを電子申告に切り替える
・預かる帳票書類を、紙で持たないでPDFでやりとりする
・月次の対面を、ZOOMなどで代替えする
などでしょうか。
ちなみに私がDXを推し進めている(つもりの)当方職場環境は、
このデジタイゼーションの段階の入り口に立ったばかりです!!!
少し前までは、当事務所はデジタル化する必要はない!
アナログの方が気持ちが、精神がこもってる(ドヤア)
という態度で・・・(誇張あり)
デジタイゼーションの入り口に立つ必要がないという方針だったわけです。
それが、先日言われたのは、電子化について詳しい話を聞かせて欲しいと・・・
やはり当事務所もデジタル化を本腰いれて推し進めなくてはならないとのコト。
やはり、2023年10月からのインボイス制度、
2024年1月からの電子帳簿保存法
を迎え、DX対応できない会計事務所は、もう滅びるしかない という段階にあるという事に気づいたのでしょう。
デジタライゼーションとは
うちはデジタイゼーションもまだできていないのに、会計事務所のデジタライゼーションってなんだ??と私もまだ良く考えつきません。
弥生ドライブを使って、顧問先と会計データを共有したり、
弥生のスマート取込やマネーフォワード、JDL、Freeeなどのサービスの口座連携システムを利用したり。
STREAMEDで、帳票の読み込みから仕訳までを自動化したり。
そういったサービスを使いこなして、事務所の作業全体をデジタル化、省力化する…それが会計事務所のデジタライゼーションの一つであり、今、私の目指しているところに近いのでは。そう思います。
また、MyKomonなどのシステムで、会計事務所業務をデジタルで管理することもこれに含まれるのではと思います。
まあまだ全然たどり着いてないし、こういったツールをトライアンドエラーしている段階ではあります。
デジタルトランスフォーメーションとは
いきなり段階が飛んで具体的に何を示すかよくわからなくなっている私ですが、つまり、
デジタル化、クラウド会計などによる業務のデジタライゼーションにより、会計事務所の組織を横断するデジタル化が実現し、それにより新たな業務価値を創出する変革、新たなサービスを顧客に提供できるようになる
ここまでいって初めてDX(デジタルトランスフォーメーション)化した、と胸を張って言える。という事でしょう。
会計事務所ではないですが、マネーフォワード、Freee という企業そのものが、デジタルというツールを使って、会計業界に新たな価値観を創造し、新たなビジネスを生んでいる。これこそがDXという事ですね。
マネーフォワード、Freee、すごいな!!
話は戻りますが、楽々清算の、横澤ちゃんがいる
「昭和かよ!」と表現されるような当事務所でも、
DXへの流れは止められない
切にそう思います。