マスラヲブルーLv.1

何度目かの最後の欲望の限りを尽くし22時に安らかに床に就いた私は、5時半に目が覚めたが非常に穏やかな気持ちの朝であった。

コンビニで野菜とバナナ、それにおにぎりとホットドッグを購入し、ニュースを見ながら食べる。ゴミ出しもつつがなく完遂し、就業の2時間前に家を出るという完璧な朝である。

海辺で川端康成を1時間ほど読んでいた。空を眺めると、雲が多かった空は流れが早く、次第に透き通った秋晴れの空へと変遷していった。

私は晴れやかな気持ちでハミングを口ずさみながら出勤するのだった。

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