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1-1 トレンドフォロー
トレンドフォローはトレードをするにあたっては最も大切であり、利益を最も増やす方法であること自体、疑う余地もありません。
ですが、全てのタイミングでトレンドフォローをしようとすると、とんでもないしっぺ返しを食らうことも確かで、私を含め、これを読んでらっしゃる方で
「まだまだ上がると思ってロングしたらそれが天井でそこから急落した」「ここから急落すると思ってショートしたら大底で爆上げを食らった」
という方もいらっしゃるのではないかと思います。さらには慌てて、ロスカットしてドテンしたらまたまたその位置が天底だったりして、往復パンチを食らって退場なんてこともおありかと思います。
ならばと、逆張りし、落ちるナイフを素手でつかむようなもので下がったところを買ったら更に下がって慌ててロスカットしてショートしたら、それが底だった。なんていう事もあるかと思います。
それではどうすれば回避できるのか。
私が行っている対応方法はコレです。
基本的なエントリーは上昇トレンドの中で発生した陰線の確定直前で買いり、下降トレンドの陽線の確定直前で売る。
確定直前というのは、別のエントリータイミングでも書く予定ですが、簡単に言うと終値付近のことです。
さぁ、終値付近とはどういうことを言うのでしょうか?
そもそも、その足の終値が始まった瞬間に分かっていればはっきり言って苦労しません。
例えば、10時からの1時間足を見てエントリーしようと思っても10時01分の段階ではまだ終値は分からないのです。この辺になるであろうという予測は立つかもしれませんが、少なくとも確定ではありません。
となれば、自ずとお分かりのとおり、エントリーは終わりの時間付近、この場合ですと、10時59分あたりでのエントリーとなります。(これにはもう一つの理由がありますが、また別途書きます)
陽線の確定直前で売り、陰線の確定直前で買うとどうなるか?
(スプレッドを考えなければ) 底値で売り、天井で買うという事態を100% 回避することができます。
100%です。当たり前ですよね。そう当たり前なんです。でもみんなできないしやってないし、意識すらしていないことが多いんです。
もちろん、そこが最高のタイミングではなく、エントリーの場所からさらに上がったり下がったりして、含み損になることもあります。
そこで大事になってくるのが、自分自身を知るということです。もっと言うとどういう戦略で戦うかなんです。
これも別の項目で記載します。
さて、トレンドフォローについて話を戻します。
トレンドフォローとは、その文字のとおり、トレンドについていくことなのに、陽線で売るんだったら逆張りじゃないかと仰るかもしれません。
そうです。逆張りなんです。
そして逆張りをするルール、それは
上位足が上昇トレンドであれば、当該時間足で逆張りで入る、下落トレンドであれば、その逆。
ということ。
15分足で入りたいのであれば、
①1時間足をチェックし、上昇トレンド(下降トレンド)を確認
②(上昇トレンドであるならば)15分の陰線でエントリー
(1時間足で入りたいのであれば、4時間足で環境確認してエントリー。)
そこから短い時間足の方がトレンドに乗ってきたら、あとは利確を待つばかりとなりますし、そこから更に下げたとしても、確実に天井よりも安い価格でロングした訳なのでロスカットするにしてもダメージは最大値ではありませんし、たいていの場合は、ダブルトップ、トリプルトップを付けるケースが多いので、そこまで待てば微損もしくは利確で終わることができます。
それであれば、どんな陰線でも出たら買えばよいのか、陽線でも売れば良いのかというとそんなことはありません。
どういった足であればエントリーするべきなのか。
エントリーすべき形については、別のところで記載をしたいと思います。
以上