【受験】大学入学共通テスト対策!H30プレテスト化学解説
大学入学共通テスト対策!
H30プレテスト化学解説を作りました!(問題はこちら)
調べても分かりづらいところを中心に説明しています。
本文では、とっても大事なのに意外と軽視されている『出題者の意図』を書き加えています!!
徐々に追記していく予定ですが、なにか質問やリクエストがあればコメントください!
【解説PDFファイル】
・第1問
《第1問Aの注目ポイントと戦略》
①問題・マークシートの形式が新傾向!!!
②問2の熱化学の問題は、計算量の割に計算ミスで落としやすくコスパが悪いので、後回し候補!
③問2の熱化学の問題は、裏ワザを使う!
(参考:note『ざっくり分かる【熱化学】』 ,YouTube『☆必見☆No.08【熱化学3-2】ヘスの法則の裏ワザ!』)
出題者の意図は、「日常の物質と受験化学の融合!』です!文章の条件と表の中の数字をつなげて考えることが大事!明らかに「暗記だけの受験生のふるい落とし」を行っています!
計算結果も細かく答えられるように、解答方法を大きく変えています!模試などでは対応できていません!プレテストで練習して、本番で焦らないように!!
《第1問Bの注目ポイントと戦略》
①出題者は既存の形式の実験の問題を入れたい!
②反応速度の問題では、項目・単位・上下左右の数値の関係性から穴埋め!
③計算問題では単位に注目!
出題者の意図は、「既存の形式の実験の問題を入れたい!」です!様々なヒントから、必要な数字を算出する力を見ています!ここでは高い読解力を求めているわけではなく、単位から「どんな計算が必要かがわかる?」ということを見ています!式も書いてくれているところから、「式だけ丸暗記してきても意味ないよ」という意図が伝わってきますね!
《第1問Cの注目ポイントと戦略》
①ひねりは特にない点取問題!
②電気分解は陽極・陰極の反応を最初に書く!
出題者の意図は、「ここでは正答率を上げておきたい」・「平均点の底上げ用問題にしたい」です!センター試験に比べて、共通テストは難しくなると言われています。ただ、むやみに難しくしても力が正しく測れなくなります。そのため、これまでと同形式・同レベルの問題も出題し、センターの過去問を練習していれば解ける問題を入れています!つまり、「ふるいにかけるための思考の多い新傾向」と「訓練で取れる正答率を上げる既存の問題」とのメリハリを付けて、平均点調整を試みています!