異業種への夢は散った!
いきなりの面接(振り返り)
実は前から気になっていた会社があった。コンサルタントにかかわる仕事をしており、業界・業種に興味があるというよりもこの会社に興味があった。
ホームページをチェックするとそこには採用募集のページがあった。
年齢制限や給料などが書かれていない。
採用に関する問い合わせフォームがあるので、軽い気持ちで尋ねた。
いや嘘だ。いきなり応募して落とされるのが嫌だったからジャブで様子を見ようとした。
「当方50代業界未経験、資格なし、現在は〇〇という仕事をしている。こんな人間だが需要はあるのか?」と問い合わせてみた。
すると数日後、社長から直接メールで返事が来た。
メールには
「一度お会いさせていただきお話がしたい」とあった。
ひょっとしてこれは採用面接なのか?そうなのか?
このご時世で50過ぎのオヤジに会おうとする意図は何だろうか?
いきなりの社長面接。いや、途中で専務も入ってこられた。
面接とも雑談とも言えない時間が流れた。
業界のこと、コロナのこと、腰痛のこと・・・
楽しい会話は2時間を超えていたと思う。
取締役会にかけていただけるとのことであった。
不採用通知が届いた
しかし、結果は不採用。無残にも散った。
不採用理由は同じ時期に「一級建築士」を採用したためとのこと。
前回のnoteに「序章」なんて題をつけたのは続きがあると思ったから。
まさかの「終章」である(笑)
お断りメールにお礼と合わせて悪足搔き(自分にできること、会社の知名度を上げる宣伝方法の提案など)をした。
2度目の面接
足搔いたメールが響いたのであろうか?
なんと先方が興味を持ってくださり、2度目があったのだ。
緊急事態宣言下ということもあり、結果的に3か月後にまた会っていただいた。
ここでもは話は盛り上がった・・・ように見えたが途中で気がついた。
社長の誠意であった。
正式なお断りだった
私の話に興味は持っていただけていたが、結局は正式のお断りだったようだ。
なんだか最後は独り相撲になった気もしたが、いろいろと自分と全く異なる業界のことを垣間見ることもできた。
時間を割いていただき、情報交換する時間をいただけたことでもありがたいことであった。
受かると思って下書きしたnoteはお蔵入りとなった。