第三話 「タイパ」とジャネーの法則
こんにちは、show_ando です。
「タイムパフォーマンス/タイパ」は、どうも不思議な用語に思ったので、ちょっと雑感を記します。
タイパ雑感
「タイパ」という言葉にはじめて触れたとき「ジャネーの法則」を思い出しました。
この法則に照らして考えると、「タイパ」で優先したいことの意味あいが、年齢とともに変わるんだろうな思いました。
「ジャネーの法則」とは
Wikipedia から引用します。
年齢とともに、自分の人生に占めている一年間の長さは相対的に短くなっていくということです。
若年層の「タイパ」と中高年層の「タイパ」
若年層
若いほど(記憶している)人生に占める一年間の比率は大きくなります。
だから取り組んだことに対して、期待通りの結果(報酬)が得やすいことを好む傾向が強くなるのだと思いました。
「いま何をするのか」が、自分の人生に大きく占めているからでしょう。
この「タイパ」で得ようとしていることは、おそらく身近な「人間関係」「友人関係」にかかるコストを最小化しようとしているように思えます。
中高年層
一方で、中高年になると、人生に占める一年間の比率は、年々小さくなっていきます。
記憶できる数にも限りがあるので、都合よく忘れてもいきます。
おそらくこの長期ベースの「タイパ」で期待されることは、いろいろな経験や失敗(ときには挫折)、回り道なども含まれるように思います。
また、たとえそんなことが少なくても、自分の経験や知見を上手に使えるようなことも含まれるでしょう。
どこで切り替わる?
もし、この2つの「タイパ」が切り替わるとすると、どのタイミングなんだろうと思いました。
一つ考えられるのは、「人間関係」にかけるコストが減らせたタイミング(学校の卒業など)かなと思いました。
大人にとってのタイパ考
この「大人にとってのタイパ」とは何かを考えるときに参考になったのが、この本でした。
この本の「1.コスパ・タイパ・リスパ(橘氏の造語)」では、以下のように説明されていました。
コスパ/コストパフォーマンスは、同じ費用でできるだけ大きなリターン(利益)を得ること
タイパ/タイムパフォーマンスは、同じ時間でできるだけ大きなリターンを得ること
リスパ/リスクパフォーマンスは、同じリスクならより大きなリターンがある方がいい
そしてこのようにまとめられていました。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
本サイトのテーマ「一日の可処分時間を最大化すること」で求めているのは、今日、自由に使える時間資源の獲得です。
そして、コスパとリスパを最適化して、何をするのかを問い続けてきたように思いました。
わたしは note 以外での発信( X/Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。
ではまた
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