【第3回】GTD 上級への2つのステップ
こんにちは、show_ando です。
この連載では、GTD 上級への取り組みを最短で始めるには、どうするとよいか?について、その一例を紹介します。
今回のテーマは、GTD 上級以上を構築するときの2つのステップを紹介します。
利用しているツールは、2つの Apple 系OS のアプリです。
GTD 上級とは
GTD 本では「上級」を以下のように定義しています。
GTD 上級の構築ステップ
大まかなステップは、以下の2つ。
構築までのステップ
短期集中で、気になること/やることリストなどを、2~3年かけて収集・整理します(本マガジンの対象領域)。
構築後の運用・保守ステップ
構築後のシステムを維持しつつ、新しいことにも取り組む活動です。
(スタンダードプラン・マガジンの対象領域)
構築までのステップ
自分の人生全体でのやることリストを整備する活動です。
そのためには「収集」と「整理」を繰り返すことがポイントになります。
収集
上級レベルでは(対象が人生全体なので)、収集する量は初級に比べて広範囲かつ、数も桁違いに多くなります。
ICTツールの活用も不可欠です。
また短期集中で、大量の網羅的なリストを収集することになるので、収集先のツールは統一した方がよいでしょう。
整理
収集したあとは、なるべく早くそれを「整理」します。
この整理段階でのお勧めは、前回の記事で紹介しました。
構築ステップの終了
構築ステップに2~3年かかるのは、整備したやることリストの有効性を改善していくには、年間を通して試す必要があるからです。
同時に、2つのツールのタスクを同期していきます。
同期するのは特定のタスクだけで、あとは臨機応変に対応できるように、日中のタスクはスカスカの状態にしています。
またリストによって、試す周期も違います。
毎日、毎週、隔週、毎月、各月、三か月ごと、半年ごと、毎年など
周期の短いリストで、リストの精度を上げるスタイルを見つけると、構築ステップも短縮できると思います。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、システムの構築ステップについて、紹介しました。
この構築ステップでは、自分にとって必要なリストの整備がポイントです。
リストを改善し続けると、常に最適な段取りが提示されるので、このシステムに次に何をするかを委ねやすくなります。
多くのことが整理されてくると、あれもこれもと覚えることが減り、認知資源も節約できるので、頭が軽くなった分、アイデアもひらめきやすくなった気がします。
そして、シンプルにものごとを考えられるようになりました。
推奨ポイントは、実施する段取りをすべて自分の頭で考えることです。
システムですから、壊れることもあります。
やっていることは、単純で、一度何かを実行した結果、不都合なことや、改善点などがあればリストを更新して、次に実行するときに活かすということです。
ちょっとした、将来の自分への知の継承と思って、取り組んでいます。
わたしは note 以外での発信( X/Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。
ではまた
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