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音楽雑誌「BANDやろうぜ」について。

長年使っていたCASIOの電子ピアノが壊れた…。
鍵盤が一つ凹んでしまって、元に戻らないのだ。
自分で修理しようとしたけど、サッパリだったから一か八かで、YouTubeで検索したら、なんと俺と同モデルのピアノの修理動画があるではないか。
(よし、早速やってみよう)
と、勢い込んでやってみた。

しかし、そもそも慣れてないDIY。
直そうとした箇所以外の所もダメにしちゃったりして、結果的に破損が増えてしまうという事態に・・・(´;Д;`)
「メーカーに修理依頼すればいいじゃん」
と、言われるかもしれんが、いかんせん20年以上前のモデルなので、代替部品が無い。
つまり、ダメになったら、買い替えるほうが良い。
だけど、長年使ってきたから愛着がある。
「あっ、壊れちゃった・・・新しいの買お」
と、いとも簡単に、今まで使ってきた物を棄てる気持ちになれないのだ。
だって、物には心が宿るというじゃない・・・。

それと、さっき、人を傷つけるような発言をしてしまった。
それも反省・・・。
ちゃんと人の話しは聞いてあげないと・・・。
小馬鹿にしたような態度は取っちゃダメだ。

あー、ダメねオレ、最近・・・(._.)

・・・え?( -᷄ ω -᷅ )
元々ダメだろって?

っざけんな、テメェー!!(•ૅω•´ꐦ)🔥🔥

つーわけで、今回紹介する雑誌は「BANDやろうぜ」です(どーゆーわけだ?)

宝島社から発行されていた音楽雑誌です。

かなりゴーインな「導入」ですが、これって「どうにゅう」ことですか?
なんちって('ω')❤️
・・・とまぁ、くだらねーシャレはさておき。
この「BANDやろうぜ(以下バンやろ)」はたしか89年ごろ創刊号が出て、2004年8月号だかで廃刊になった気がする。
めんどくせーから、調べてねぇーけど(オ〜イ!笑)たしかそんなもんだった気がする。

つまり、廃刊から今年で20年というワケだ。
このバンやろは、最初は表記が
「バンドやろうぜ」だった。
次が
「BANDやろうぜ」
お次が
「BAND YAROZE」
・・・と、計2回、表記が変更している。
世代によって違うだろうけど、俺は「BANDやろうぜ」がピンとくる世代だ。

端的に書く。
この雑誌は俺の原点だ。
よく、このライバル誌として「GiGS」が挙げられるが、俺は断然「バンやろ」派だった。
でも、その当時は、月に2冊雑誌を買う余裕が無かっただけなんだけどね・・・。
「GiGS」も買いたかったな。

閑話休題。
俺が思うこの2つの雑誌の内容的な違いは、分かりやすく言うと、
「GiGS」は、ほぼ邦楽ロックなのに対し、
「バンやろ」は、邦楽7割、洋楽3割くらい…
といった点だろうか。

「GiGS」が出ているシンコーミュージック社は、かの「MUSIC LIFE」や「YOUNG GUITAR」「BURRN!」「CROSSBEAT」などがあるから、
「海外勢はそっちの雑誌で調べてね」
って、ことなのかもしれないが。

俺は「バンやろ」からの情報で、洋楽ロックの幅が広がったから、その辺の恩恵はある。
以前、記事にした「Player」もそうだけど、俺の中で(ROCKは海外のもの)という刷り込みがあったから(まぁ、でもこれは、今でも真実だと思う)、海外のバンドの情報はありがたかった。

「バンやろ」って、なんか下に見られる傾向がある雑誌だったけど(偏見かな?)、個人的には、こと洋楽ロックの特集記事に関しては、今でも活用している記事があったりする(これマジよ)。

でも、くだらねぇー企画もあった。
家にあったバンやろを引っ張りだしてきたので、くだらないと言ったら失礼なんだけど(それを音楽誌でやるか?)という記事を紹介する。

まずは「ロッカーは髪を染める」企画。

ロッカーは髪を染めてなんぼ、という見た目重視企画。LHDとは、Long hair and dyeの頭文字だとか(知らんがな)。

「季節は夏休みだ、バンドキッズども、髪を染めようぜ」という、大変けしからん(?)内容だが、今では珍しくもない染毛をここまで大々的にピックアップする音楽雑誌もあったのかな…?知らんけど。

DYNAMYTE TOMMY率いるCOLORとかまいたちの対談。

この対談は、読む価値があるのか疑問だった…(^_^;)
なんか楽屋でだべってるの、そのまま収録したような記事…笑
髪染めてると目立つから、大宮の某所でチンピラに絡まれたか、名古屋の某所で、トイレが壊れていて、やってもいないのに犯人扱いされた…と、書かれている。

AURA。他にBY-SEXSUALもインタビューに応じていた。

AURAは、ビールやコーラで髪の色を抜いた、と語る。
またオレンジジュースで髪を立たせたとか、金ない時は砂糖水で立たせた…等、時代を感じさせる発言をしている。
バイトの面接は50件以上落とされたとか、不動産屋には「キミみたいな人には貸せないよ」と言われたり、見た目故の苦労話がある。
しかし「髪を染めていても真面目に働けば、人気者になったりする」と言っていて、苦労話しばかりではない。
しかし、今見てもこの色はスゴイ・・・。

他にも・・・

ビギナー用の染め方講座。

どのようにすれば効率的に染められるか・・・と言った記事や。

毛染めに似合うファッションを紹介している記事。

このように「髪の毛染めたからオシマイ」ではなく、どうファッションと合わせるか・・・といった記事もあった。
確かに、派手に毛を染めると、普通の服だと合わなくなる。
意外と全体的にケアした記事、とも言える。

さて、同じ号にかなり「トンデモ」な企画がある。
題して
「おつげLAND納涼特別企画 霊界からのプレイ・アドバイス イタコLAND」
というものだ。
タイトルだけじゃ、なんのことやら分からないだろうから解説すると、
恐山のイタコの元へ行き、鬼籍に入られたカリスマ・ロッカーの霊を降ろしてもらい、話しを聞く…というもの。

わざわざ東京から、青森の八戸市まで行くのも大変だろうに…。

霊験あらたかな、八戸市の恐山まで夜行列車で向かった編集者たち。
本物のイタコを生業としている72歳の女性に、霊界から呼び出してもらうのは、まずはこの人・・・。

ロックギターの概念を一新させたギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。

・・・(´・ω・`)
米国シアトルで眠っているヘンドリックスを、日本の青森県八戸市に呼びつけるって・・・(^_^;)
すげぇーな。。。

早速、ヘンドリックスの霊を降ろしてもらう編集部一同…。

(以下抜粋)
〜全略〜ムニャムニャ。お前たちから呼ばれて二度とシャバさ戻った喜びあれど、親兄弟であればまだまだ1から9まで言いたい言葉、頼みたい言葉あるなれども(この辺りでイタコはジミ・ヘンになっている)、お前たちに後々頼むわけには出来ない私、これであきらめておく。

お前たちに私、今この座敷さ名を呼ばれた印に、一番年の上からお前たちに教え事あれば今ここにいる3人の内の一番年上のお前、8月の月、目高い人のおかげで何が心喜びがある。
10月の15・16日、自分の不注意から起きてケガになる恐れがある。
注意して下さい、よろしくたのむ。
(ここまで、雑誌記載のままの文章)

・・・ここで、編集部からツッコミが入る。
(ジミヘンに俺の健康占ってもらっても、記事には出来ねェよ・・・)と、焦りが出始める。

その後もヘンドリックスの霊は、音楽とはまったく関係ないことを話し続ける。
なにやら「11月の2・3日、北の方角へ出だしたら、友達仲間のおかげで事故受ける恐れある」…など、なぜヘンドリックスが、赤の他人の編集者の今後の事故を注意喚起するのか・・・と、疑問が沸く。

その後は「どれだけ願っても、元の身体には戻れない。残念だ…」など、自らの行為により死期を早めたことを後悔する発言をして(ヘンドリックスは薬物のODによる吐瀉物の窒息で亡くなった)、
「戻る道中、ケガ、災難などないよう気をつけて下さい。はい、これでオシマイでございます」
と、締め括った。

・・・?('ω')?

何これ?(´・ω・`)
なんか、コメントのしようがない、というか・・・。

読んでいる俺がそう思うのだから、わざわざ取材のために来た編集者たちは余計だろう。
(このままじゃ帰れねぇーよ)
と、編集者が組んでいるバンドの曲を歌って、ギター演奏するから、それをヘンドリックスに聴いてもらい、評価してほしい・・・と、伝えると、
「答えてくれると思う」
と、スンナリ快諾してもらえたので、早速ヘンドリックスを再度呼び出すイタコさん・・・。

イタコ「あんた、それ鳴らして」
編集者F「はい」
自作の曲を演奏する編集者F。

以下、ヘンドリックスの言葉
「この座敷に再び私を呼んでくれる、ありがたいことだ。お前が今、このギターを弾いているのを私も、生きてあればお前と同じことを進んでやっていた私である。
お前は私の大事な兄弟よりありがたいと思っているほどに、これを途中簡単にやめないで必ずいつまでも続けて果たして下さい、よろしくたのむ。
私も生きてあればお前と同じ道を進んで果たしている私であったなれども、私がこの世に来てまで出来ない。
お前がそれを果たしてくれて何よりありがたい。
お前がギターを弾くのは私にとっては何も言うことはない、このまま進んでお前がお前の考えひとつで果たして下さい、よろしくたのむ」

・・・いったい、なんなんだ・・・(;´Д`)
で、ある。
もう少し、具体的に感想を言ってくれないと分かんねぇーよ・・・(;´・ω・)

全てを書くのは憚られるので、以下、俺が抜粋して書く。

編集部「イーグルよりストラトがいいですか?それともレスポールのほうがいいですか?」
ヘンドリックス「どっちも大して悪くない。片方だけでなく両方進んでやった方がいいと思う。よろしくたのむ」

・・・よろしくたのむ、言われても・・・(;^ω^)

編集部「ソロのフレーズが毎回違いましたが、それは、同じ事を弾くのがいやだったからですか、それともメンドくさいから何も決めずにやっていたのでしょうか?」
ヘンドリックス「メンドくさいから何も決めずにやってました」
編集部(えっ?そうなの?知らなかった・・・)

・・・・・・(;^ω^)

編集部「ライヴのレコーディングで一番気に入っているレコードはどれでしょうか?」
ヘンドリックス「まんず、まあ、どれが一番っていうのはないな。どれでもいいと思います」

・・・まんずって・・・なぜ、ヘンドリックスが津軽弁を・・・(;'∀')

編集部「今、活躍しているバンドの中で、良いと思うバンドはありますか?」
ヘンドリックス「まんず、あると思いますよ」
編集部「具体的に名前は?」
ヘンドリックス「名前は、それは誰だとは言えません」
編集部「レピッシュは?」
ヘンドリックス「それもいいと思います」
編集部「BAKUは?」
ヘンドリックス「BAKUも悪くないと思います」
編集部「ウリ・ジョン・ロートがあなたの後継者と言われてますが・・・?」
ヘンドリックス「まんず、いいと思います」
編集部「あなたのマネをしてるんじゃないかと言われる程似てる、ランディ・ハンセンは?」
ヘンドリックス「・・・・・・自分で進んでやってるのだから・・・」

              終

ちょっと突っ込みを入れたい。
編集部の方が「今、活躍しているバンドで良いと思うものは?」の質問に対して、具体的な名前を挙げなかったのは、そもそもこのイタコさんがバンドのことなんて知らなかったからだろう。
また百歩譲って、本当にヘンドリックスが降りてきたとしても、なんで彼が日本のバンドのことを仔細に知っているのか・・・という思いが芽生える(ヘンドリックスは来日することなく亡くなった)。
まぁ、それは霊界という世界にいるから万能なのだ・・・というゴーインな解釈で乗り切るとしても、なんか腑に落ちないのも事実。

それ以外にも、編集部の人が具体的な名前を挙げたら「いいと思います」と、答えるだけ。
誰の名前を挙げても「まぁ、いいんじゃないですか」という返答。

ハッキリ言って、こんなの誰でも答えられる・・・。

さて、続いてはこのお方。

レッド・ツェッペリンのドラマーとして、ロックドラミングの概念を変えた存在。「グッドタイムス・バッドタイムス」でのワンバス奏法など、数々の名フレーズを生み出した。

ジョン・ボーナム。通称ボンゾである。

全部は書かない。抜粋、アレンジして書く。

降ろす霊の生年月日や死没した日など、生前の情報は前もって伝えるようだ。「1948年って言うのは昭和何年だべ?」というイタコの言葉には失笑してしまうが…。

編集部「あなたの素晴らしいドラム・プレイについて聞きます。どうしたら「移民の歌」のようなバスドラ連打が叩けるようになるのか。それとあのあふれんばかりのパワーの源は一体何だったのか」
ボンゾ「どうしたらこの私の仕事のようなものができるかと言われてみたものの、私はお前に、これをこうして勉強しろ、これをああしてやれと言うわけにはいかない。仕事するには、自分の努力で、自分の考えでやらなくてはいけない。人に言われて、人に教えられてできるものではないぞ。私は、自分で考えて、自分で努力して、ここまで到達したのだ。人に聞いてできたものではないぞ。どうしたらこういうふうになるか、私の口から教えるわけにはいかない。これだけは許してください。頼む。自分で考えて、心で決めて仕事をしなくては、できることではないぞ」

・・・ふむ。
これは良いことを言っている。

このあとボンゾは、自身の死期を早めた原因である飲酒について、注意を促す。
「私を鏡に摂って、酒ば飲み過ぎないようにしてください。私はわがまま気ままいたして飲みすぎて、からだ壊してこの世を去った。
酒だけは飲みすぎないように、無理さないように。からだ壊さないないようにして、長生きして、勤め働いてください。よろしく頼む」

このあとボンゾは、
「9月10月の月までに、不注意で怪我をされなさる恐れがある」
とか
「うちに戻る道中、気を付けるように」
と言い、
「顔・姿は目では見えなくても、名を呼ばれた印に、前に立って、後ろに座ってお前を守っていく」
と、結んだ。

・・・ボンゾよ、永遠なれ。

あと、もう一人、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスを降霊したが、それは、割愛させていただきたいが、せっかくなので軽く概要だけ書く。

「自らの過ちで、薬物中毒になり、恋人(ナンシー・スパンゲン)を殺し、私自身も自殺してしまい、情けない。残念だ。
あなたたち(編集部一同)は、けっして私のようなことはしてはいけない。どれだけ辛かろうとも、自ら命を絶ってはいけない。
では、帰るときは気を付けて帰ってください・・・云々」
と、上記の二人と同じく、自らの行為を後悔し、懺悔し、最後に聞いている人たちの帰りの心配をする・・・という流れは一緒だった。

・・・さて、これが、音楽雑誌でやる企画としては珍企画と言っていい、記事でした。
読んでいるあなたは、楽しめましたか?
ちなみに俺はあんまり楽しめなかったです。
というのも、これは「ウソ」の可能性がかなり高いからです。
イタコには事前に、降霊する人の情報を教えていますし、イタコはそれを元に、過去やってきた降霊の型通りにやっているだけにしか見えなかったからです。
また、亡くなっている方の言葉を勝手に代弁するという行為にも(それって、失礼では・・・)と、思ってしまう自分がいて、俺としては微妙でした。

しかし、この記事は他の音楽雑誌では恐らくやらないであろう企画なので、今回紹介しました。

さて、本筋である「音楽」の話しに戻ります。
前述しましたが、「バンやろ」は邦楽7割、洋楽3割くらいの配分の雑誌なんですが、その3割の洋楽ロックの紹介が、けっこう侮れないのです。
全部紹介することはできないので、一例として、今回は1995年8月号を紹介します。

私物です。もうボロボロ…(゚o゚;;

こちらの「燃えよパンクス!」特集は、未だに参考にします。
なにを参考にするかというと、パンクの名盤特集コーナーや、パンク・ロックの歴史を紹介するページです。
とりわけクラシックなパンク・ロック名盤や、新世代パンク・ロック名盤(いまとなっては、新世代とは言えませんが)などは今でも参考にしています。

オリジナル・パンク名盤10選。
新世代…と言っても、もう新ではないが…名盤12選。

クラシック・パンク・ロックの紹介記事では、ストラングラーズやL.A.M.F.を紹介している辺りは興味深く思いました。
いや、思いました、ではなく、この二つのバンドは実際CDを買いました。
この中では、THE DAMNEDが今年の「PUNKSPRING2024」で来日しましたね。
俺はこの日、観に行きました。
ギタリストのキャプテン・センシブルが「ドン・キホーテ」のテーマソングを観客と一緒に歌っていたのが印象に残っています。
「♫ドンドンドン・ドン~キィ・ドンキ、ホーテェ~♫」
って・・・笑
なんでも、来日したときにお買い物した、とかで・・・。
キャプテン・センシブルは、この時の来日時、俺が昔住んでいた葛飾区に来て「モンチッチ」銅像と記念撮影していました・・・笑

さて、新世代の中には、今も活躍しているバンドもいますね。
GREEN DAYは今年、久しぶりに来日公演をしに来ますし、OFFSPRINGやRANCIDも未だ現役です。
NOFXは惜しくも今年の「PUNKSPRING2024」で、引退するらしいですが・・・。
最後に観られて良かったです。
BAD RELIGIONも多分、まだ現役なんじゃないかな・・・。
このバンドは「PUNKSPRING」で、よく来日してくれた印象があります。観に行きましたからね。
トリなのに、お客さんがけっこう帰っちゃっていたけど・・・。

左側に小さく掲載されているバンドも見逃してはいけません。
THE GERMSは、ギタリストのパット・スメアがNIRVANAやFOO FIGHTERSに参加したり、RED HOT CHILLI PEPPERSに影響を与えた点は忘れてはいけないでしょう。
DIY精神の権化、CRASSも一度は聴いてほしいバンドです。
DISCHARGEやDEAD KENNEDYS、GBHもパンクロック/ハードコアを語る際、避けて通れないバンドだと思います。

・・・とまぁ、この記事はなかなか使わせてもらいました。

それ以外にも、2色刷りページの
「PLAYER‘S TALK-達人のプレイスタイル研究-」
も興味深いです。

MEGADETHのブレイン、Dave Mustain。
Bassをパーカッシブに操る鬼才、LES CLAYPOOL。

この号ではMEGADETHのDave MustainとPRIMUSのLES CLAYPOOLを紹介しています。
MEGADETHに関しては、昔から聴いていましたが、PRIMUSはこの記事で興味を持って、紹介している「Tales from the punchball」を買いました。

・・・と、「バンやろ」は、国内バンドはもちろんのこと、海外のバンドを知るキッカケを作ってくれて、そのことは、自分の音楽人生に確実に影響を与えています。

最後に補足。
俺が当時「バンやろ」を買う時、いつも楽しみにしていた連載記事があります。
とても小さい記事なのですが、自分の文章の書き方に影響を与えたという意味では、その存在は記事以上に大きいです。
それが、こちら。

1ページの三分の一以下のスペースしかない連載でしたが、毎号とっても楽しみにしてました。

「JET BOYSオノチンの太マラ人生相談」です。
これ、本当に面白くて・・・。
面白過ぎて、文章を読んでいるって、気持ちにさせないんです。
現在、オノチンは、イラストレーターとしての活躍が多い気がしますが、この方のイラストも俺は好きです。
ホントに上手い。
と言っても、所謂「良い絵」ではないのですが、俺はオノチンのイラストが好きです。

オノチン公式Instagramより。

・・・いかがだったでしょうか。「バンやろ」の珍企画や、洋楽ロック記事は。

直接音楽に関係なさそうなことや、関係あることも含めて、全ては今の俺の糧です。
この音楽雑誌は、そんな俺の基礎を固めてくれた思い出深い雑誌です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

           了









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