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音楽雑誌「Guitar magazine」で、グランジ/オルタナ・シーンを読み解く。

前回の記事で(考えすぎるな)と、買いていたクセに、電子ピアノをどれを買うかで、相当考え込んでいる…(^_^;)

もう、考えすぎてニ週間以上経っちゃった…(−_−;)
だって、ネットだと弾けないから、ついつい色んな物と比較しちゃうんですもの…(♫淋しい夜は ごめんだ〜淋しい夜はつまんない〜🎵←いいわけって意味です)。

だーかーらぁ、自戒の意味を込めて、前回の記事を書いたのに、まったく・・・。

と、まぁ、それはさておき。
今回の記事では「グランジ/オルタナ」について書きます。
俺の個人的思いだけで書くのではなく「Guitar magazine」の「グランジ特集」記事も参考にして書いていきますね。

ロック好きな人なら「グランジ・ロック」の名前くらいは知っていると思いますが、80年代後半に米国ワシントン州シアトルで勃発した、一大ロック・ムーヴメントです。

代表的なバンドは「NIRVANA」「PEARL JAM」「ALICE IN CHAINS」「SOUND GARDEN」など…他にも、たぁ〜くさんいます。

僕はこのシーンに感銘を受け、未だに聴いています。
恐らく、僕と同じ人は、いるはずです。
まさしくロックシーンを塗り替えた一大ムーヴメントです。
 
しかし「グランジ」は長続きしませんでした。
Kurt Cobinの自死などもあって、僅か5年ほどで、終息してゆきます。
そんな短くも鮮烈な印象を与えたバンドをギタリスト目線で「Guitar magazine」を元に追っていきます。

リットーミュージック社の取材力には脱帽です。
重複してますが、コチラも資料として参考にさせていただきます。

まずはこちら「ALICE IN CHAINS(以下AIC)」のJerry Cantrell。

G&Lという少し珍しいギターメーカーのギターを使用してました。

JerryこそがAICサウンドのブレインだと思います。
彼のヘヴィ・メタル的なアプローチのギターリフが、バンドの骨子で、そこにシンプルなMike Starrのベース、Sean Kinnyのドラムが加わり、Layne staleyの唸るようなヴォーカルが加わることで、他では聴けないAICワールドが聴けるのです。

以前「音楽雑誌「Player」について」でもこのアルバムを載せましたが(左下に写っているアルバム「DIRT」)、この「DIRT」は10代のころ、本当によく聴きました。
AICはどれだけヘヴィでラウドでも、メロディーやハーモニーを忘れないところが好きでした。
曲に、一緒に口ずさめるメロディーがあるんです。
「俺たちはヘヴィさにこだわるぜッ!」というスタンスのバンドの中には、
(このヴォーカルはクッキーモンスターか?🍪(´・ω・`)🍪)
と、思ってしまうような、音程感の無い歌い方をする人もいますが、AICはどの曲も音程がとれます。
ヘヴィさとポップなメロディーの妙味は、このバンドの持ち味だと思います。

お次はこちら。

マイペースな雰囲気からは想像もつかない仕事人のJ MASCIS。

「Dinosaur JR.」です。
このバンドの曲がお茶の間に頻繁に流れたのは、俺の記憶ではTV番組「ガチンコ!」内の「ファイトクラブ」の「Over my shoulder」ではないでしょうか。
「虚しくもマットに沈み込む一期生たち・・・」というナレーターの声と共によく流れていました。
現実を思い知らされるようなシーンでよく流れていたので(あ、聴いたことある)と思う人も多いハズ。
あのコーナーは何故かHR/HMバンドの曲がよく使われていました。中には「Calling all stations(GENESIS)」なども使われていて驚いたものです。
さて、この「Dinosaur JR.」は上記のAICとは異なり、ヴォーカルに音程感が少ないです。
基本ウィスパーヴォイス(囁き声)でダルそうに歌うので、曲の区別がつきづらい。
よって、ライヴでも合唱みたいな場面はありません。
このバンドはJのとんでもない轟音ギターサウンドに魅力があるのかもしれません。
(そこだけかよ)と思われてしまうかもしれませんが、Jのギターが主導権を握り、楽曲を牽引している印象です。
とは書きつつ、Jの(どれも同じやんけ)と思う歌声も「いい味」出してますけどね。
このバンドのドキュメンタリー映画「FREAK SCENE」は映画館に観に行きましたね。
つまんなかったんで、途中、寝てましたけど…笑

でも、その後に観た「FUJI ROCK」でのオリジナル・メンバーでのライヴは素晴らしかったです!
(そうそう、これで良いんだよ!)
と、強く思ったことを覚えています。
ドキュメンタリー映画なんてつまんなくても良いのです、ライヴが良ければ!
逆は困る!笑
(ドキュメンタリー映画は良かったのに、ライヴはつまんねぇ〜)…とか笑えません。

お次は、こちらの方。

STONE TEMPLE PILOTS(以下STP)のDean Deleo。

STPは俺の記憶では、LOUDPARK13だったかな、その来日が最後だったはず…。
つまり10年以上、日本の地を踏んでいない。
(注 あとで調べたら18年に恵比寿に来ていました・・・)
それはつまり、STPの立ち位置を意味している気がする。
要は「SMALL IN JAPAN(日本で評価が低い)」のだ。
グランジ/オルタナの悲しい特徴が、この「日本で人気が低い」ということなのだが、STPは典型的なそのタイプ。
だが、俺は思う。
(STPほど、ストレートにR&Rの妙味を味合わせてくれるバンドは少ない)と。
ROCK一つ取ったって、グランジだとかパンクだ、ハードロック、ヘヴィメタル、ニューメタル、UKロック、USロックにブリット・ポップ…と、枚挙に暇がないほどジャンルは細分化されているけど、

(メンドクセーから、ぜんぶまとめてROCKでいーだろ!)
と思う時もある。
そんな「めんどくさがり屋」の俺が(純粋にROCKが聴きたい)と思ったら、The Rolling Stonesか、このSTPを手に取るだろう。
このバンドほど希釈なしのROCKサウンドを聴かせてくれるバンドは少ない。
アルバムなんてどれでもいいから、聴いてみてほしい。
そんなSTPのギタリスト、Deanは間違いなく実力の割に評価が低い気がする。
是非とも、この記事をキッカケに、これを読んでいる貴方も聴いてみてください。

……さて、長くなりすぎると、読むのメンドクセーし、書くのもメンドクセーから(オイッ!笑)、この辺で。
ROCKは読むものではなく、本来「聴くもの」「演奏するもの」です。

是非とも、聴いて、観に行ったり、歌ったり、弾いたり、作ったりしてみてください!

最後まで読んでくれて、ありがとうございました♪

PS
冒頭に書いていた、買うか悩んでいた電子ピアノは、密林で買って、無事届きました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ピアノも頑張らないと!

                     了


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