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「ずっと信じていたあの知識、実はウソでした!(宝島社刊)」という書籍で、読み解く「常識」のウソ。

ぐっわぁ~~~ッ、マジかよォ「CDJ24/25」のチケット落選したぞ・・・。
俺「rocki`n on」主催のフェス、抽選で外れたの初めてだ・・・。
「黒夢」のチケットも外れたし・・・俺の神通力も、そろそろ限界かな・・・(涙目で、夜に瞬く、星空をながめる俺・・・)。

「rockin`on sonic」でも行こうかな・・・。
あのフェスは「rockin`on」らしい音楽フェスに思える。
(「JAPAN」は、らしくないのかよ)と、思う人もいるかもしれないけれど、本来「rockin`on」は、海外ミュージシャンを扱っていた雑誌だからね・・・。

そのことは、近況が分かり次第、またあとで書きます。

さて、主題である「ずっと信じていたあの常識、実はウソでした!(宝島社刊)」なんだけど、もうタイトルがすべてを物語っていますが、世間で蔓延っている「真実」に見えて、実はマユツバでした・・・という事例を紹介している本です。

けっこう読み応えある一冊です。

ここでは、俺が抜粋した「マユツバ話し」を載せます。

まずは「サブリミナル効果なんてウソっぱち!!」から。

「サブリミナル効果」とは、1957年に米国の映画館で実験されたのが最初、とされている。
映画の上映中「コーラを飲め」と、指示する画像を、人間では視認できないほどの速さで流す。
・・・すると、無意識に働きかけたメッセージを、観客は受け取り、コーラが18%、ポップコーンが57%売り上げが増えた・・・という検証結果が出たらしい。

これが可能なら、人なんて簡単に洗脳できる…。

この「らしい」と、書いたのには理由があり、この実験、実際は行われなかった。すべては、実験者ジェィムス・ヴェカリーのウソであり、倒産寸前の自身のコンサルト業の実績回復の為に作り上げたデマだった。

しかし、この実験結果を知った米国の製造業者は
「Oh,really!?(マジでェ!?)」と、狂喜乱舞した。
当時「サブリミナルは本当だ」という説が爆発的に広まったのだ。

この状況に対し(Oh,my god…fucking good(なんてことだ、ヤベェ・・・))と、ヴェカリーが、思ったのかは知らんが、
広告専門誌で「あれはウソだ」と言っても、一度出回った「サブリミナル効果」は、容易には「なぁ~んだ、ウソか」とはならず、未だに信じている人が多いのが実情らしい。
この本では(大分前の情報だが)、2006年に米国で行った調査で、80%の人が「サブリミナル効果」を信じている・・・との結果がでた。
「その80%のなかには心理学者や広告業者もいるから驚きだ」・・・と、この本では書かれている。

日本で有名な「サブリミナル」だと、俺が以前、noteで書いた「オウム真理教」も関係がある。
某アニメ番組の放送中に、教祖「麻原彰晃」の映像を瞬間的に流す・・・というアニメ制作会社の「イタズラ」が、そのまま放送された回があるのをご存じだろうか。
放送後、視聴者から「教団がアニメを使って、信者を増やそうとしているのでは?」という疑惑が起き、アニメ制作会社が郵政省から厳重注意を受ける、という事態に発展した。

いま、こうして書いていても思うが、とても「いやだなぁ、あんなのイタズラっすよォ~」なんて言葉では片づけられない、とんでもない「悪ふざけ」だが、実際、起きたことだ。

そういえば、子供の頃「ペプシマン」というキャラが出てくる「ペプシ」のCMがあったけど、なぜかアレを観ていたらムショ~ッに、
(ペプシが飲みてェ~・・・)
って、なったことがあったなァ・・・。

いま、思うとアレこそが、俺が「サブリミナル」を初体験した瞬間だったな・・・(#^ω^) (←ゼッタイ、違う・・・)。

こちらが「ぺプシマン」です。ん〜、でも、こうして見るとやっばり「ペプシ」飲みたくなるなァ〜…。

さて、お次は「「宇宙から見える建物は万里の長城だけ」のウソ」だ。

なんか、先日俺が参加した、ハローワークの企業説明会(建築関係)では、
「皆さん、宇宙から見える建物って何だかご存じですか?・・・そうです「万里の長城」ですね」
と、語っている社員さんがいたが、
(あら、信じている人、発見・・・)
なんて、思ったりした。

残念だけど・・・「万里の長城」は、宇宙からは見えないそうです。
しかし、中国の国語の教科書には「見える」という内容で掲載されていたそうですから、そりゃ信じる人がいてもおかしくないよね・・・。

この件は2003年に中国の宇宙船「神舟5号」の乗組員「楊利偉」が
「宇宙からは万里の長城は見えない」
と、ハッキリと否定している。
それを受け中国科学院も2004年に、
「宇宙から肉眼で、万里の長城を見ることは不可能」
と、声明を出し、教科書の改訂を行ったそう。

「万里の長城」、死ぬまでに一度は観てみたいですね。

もし、宇宙空間からも万里の長城が見えるなら、中国にとっても誉れと言えるだろうけれど、そんなことはないそうです・・・。

さて、どうだったでしょうか。
本の内容をぜんぶ紹介するのは宝島社に悪いので(笑)、気になった方は買ってみてください。

日ごろ信じている「血液型占い」とか「人類が猿から進化」とかも、あーゆーの「すべてウソ」と、この本では書いています。

その手の話しは、本当のほうが面白くはあるけど、実際はマユツバなんですね・・・。

ひと昔前に売れた本「FACT FULNESS」じゃないけど、世の中を悲観的に見る傾向って、いつの時代もあるけれど、実際は世の中ぜんたい的には、住みやすく、良くなっているようです。

「常識を疑え」
なんて、経営者の講演みたいになっちゃうけど、「当たり前」なことを疑うことによって、抜け道を見つけて「新しい価値観」を持てるようになりたいものです。

さて、この記事は以上です。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

                                 了





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