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僕が見た斉藤和義はスマホの中

最近、アコースティックギターを買ってしまった。大学二年生にもなって、今更演奏する機会があるのだろうかと悩んでいたものの、買いたい、ギターを手にしたい、その一心で購入ボタンを押してしまった。所謂衝動買いというやつだ。

なぜいきなりそのような行為に走ってしまったのか、原因はある男の弾き語りの動画を見てしまったからだ。

その人物は、斉藤和義

元々、伊坂幸太郎氏の小説を読むのが好きだった。読むうちに、複数のミュージシャンに興味を持つようになった。一つ目に、『ゴールデンスランバー』に登場する、The Beatles。二つ目に『アイネクライネナハトムジーク』に登場する斉藤和義

なぜ彼らが登場するのか、それを説明すると、伊坂氏は東北大学法学部卒業後、大ファンである斉藤和義の『幸福な朝食、退屈な夕食』を機に、脱サラし、小説家の道へと進む(その後、対談やエッセイ出版、共同で楽曲制作など、コラボを果たしている)。

伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』のワンシーン。斉藤和義の歌詞が随所に登場する。

そして、斉藤和義が敬愛するのは、ビートルズ。処女作が『僕の見たビートルズはテレビの中』でデビュー。度々ビートルズをオマージュしている。こういった関係性である。

斉藤和義を辿るうちに、ビートルズも聴いていた。伊坂氏も僕と同様、そんな感じだろうか。

彼は、男としてのカッコよさで満ち溢れているように見える。カッコよさと言っても、「世間一般的に想像されるカッコよさ」とはちょっと違うモノかもしれない。言うなれば、「15年、20年先の自分がこうでありたいと思えるカッコよさ」だろう。

こんな事を考えるようになった自分も大分歳をとったなと思ってしまう(笑)

『ずっと好きだった』や『君の顔が好きだ』のように、軽快なメロディ、真っ直ぐなフレーズで、男の心情を全てさらけ出すような歌を作ったり、『歌うたいのバラッド』のような、全シンガーの思い、歌を歌うことの本質が全て詰まったような詩も書ける。

私のイケオジの理想像は、今もこれからも斉藤和義である。数十年後、彼みたいにギターを上手く弾けるように、カッコよく歌を唄えるようになる…

これが私の生涯における目標のひとつとなっている。

最後に

「斉藤和義みたいになる」のもそうだが、斉藤和義と実際に会ってみたいという願望もある。そんな時に、斉藤和義と岡村靖幸による新ユニット「岡村和義」が2024年に結成され、全国ツアーの開催も発表された。今までスマホの画面越しに見ていた彼の姿を目の当たりにするチャンス到来。

今年のやるべきことは、就活、そして斉藤和義の推し活になりそう。
就活でつらくなったらカラオケで『ドント・ウォーリー・ビーハッピー』を熱唱し、ギターをかき鳴らそう、なんて考えている。

今回の記事はこれで終わり。ありがとうございました。




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