住野よる「麦本三歩の好きなもの」を読んだ話
まずは謝りたい。
あれだけ時間を守ることに命かけてる私が、図書館の返却期限が今日を持って5日過ぎている。いいから早く返しやがれ。
そして、前回と違うのは、今回はこの本を読んだ勢いそのままにスマホではなくパソコンに向かっている。それだけで無敵だ。
影響をモロに受けた文章でお届けする。
久々に本を読み切ったという達成感に浸り、借りたまま、まだ手をつけていなかった2冊目の本に手をつけた。
それが、この「麦本三歩の好きなもの」だった。
ちなみに、「むぎもと・さんぽ」と読む。
主人公は、大学卒業後、その大学の図書館に務める20代の女性。
その、三歩と周りの人たちとのユーモアあり、時にドキリとさせるシーンあり。彼氏はいたらしい。
読み始めて、時々閉じて、またしばらく読み進め、閉じ。栞を挟むと残り半分ほど。
「ああ、まだ半分もあるのか」
と思った。正直。
ただ、勢いつけて読み進め、また栞を挟むと、残り数ページ。
「ああ、もうちょっとしかない」
と思った。正直。
気づけば、三歩の世界にハマっていた。
三歩という女性を、現実世界の身近な人をイメージしながら読み進めると、世界にハマりやすい。
最初読んでたときは、三歩と割と年齢の近いKさんと重ねていた。
ただ、読み進めていくうちに、三歩の行動や言動などを踏まえた結果、年齢は一回りくらい違うがIさんと重ねてみた。
妙にしっくりきた。行動しかり言動しかり。
ちなみに、表紙の麦本三歩は、BiSHのモモコグミカンパニー(と、最後に知った)
いやでもきっと、読んでくうちに、それぞれの麦本三歩像が出来上がっていくと思う。それが小説じゃないのかなと。
やばい。今なら本を読みたい欲がふつふつと煮えたぎってきてる。
読むなら今のうちだ。また何らかの本を借りてきたい。できればこういう感じの本がいい。
(その前に今借りてる本を返しやがれ)
借りる本は、冒頭数ページを読んで決める。事前には調べない。直感パラダイス。
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