むくまない生き方⑧家族に相談しない。家族は、今のあなたでいて欲しい。
前に進みたい、今の自分を深化させていきたいときは、
身近な人に相談しないこと、意見を聞かないことです。
家族や友達は、今のあなたであることが好きです。
今のあなたが好きで付き合っています。
それが例え、不幸であれ、病気であれ、ドジであれ、貧乏であれ、
今の状態をキープしてほしいと思っています。
今のあなたのまま生きていてほしいのです。
家族や友達は、「幸せであってほしい」と言いながら、
あなたの変化を受け入れません。
変化しようとすると、止めにかかります。
止めにかかるのは悪気があるわけではありません。
今のあなたでいなければ、置いていかれるような気がする、みじめな気持ちになるからです。それが怖いのです。
自分から離れていくのが怖いのです。
それで止めにかかります。
あなたのためなのよ、と甘い言葉で止められます。
深化したければ、身近な人とはそっと距離をとって、
付き合う人を変えます。
たとえば、
ほんとうに元気になりたければ、
元気なひとと付き合います。
ダイエットしたいなら、
スリムな人と付き合います。
すでに、幸せな人と付き合います。
常に深化している人と関わることこそ、相談です。
そのひとたちは、あなたの変化を自然と応援してくれます。
なにもせずとも、なにも言わなくても、
身近にいるだけで、あなたは変化していきます。
アドバイスもしません。
何も言いません。
だから、変わります。
たとえば、
太ってしまうのは、
太っているグループに所属しているからです。
そこから1人だけ「ダイエットします!」と宣言すると、
まわりは、慌てて止めます。
グループから抜け出そうとする人は、無意識に嫉妬します。
「いいことないよ」
「そんなガマンしたらかえって毒だよ」
「ダイエットしたって、何も変わらないよ。」
ともっともらしいことで止めます。
言われることは、もっともに聞こえます。
グループを抜けるのは、寂しいです。
みんなで、「やせたいよね。」と言いながら過ごしたほうが、
心地よいからです。
心地よいからこそ、
意志はカンタンに砕かれます。
ダイエットをやめて、元通りに戻ります。
ダイエットをやめて、
「ダイエットしたいよね」と言い続ける場所で
過ごすようになります。
ダイエットしたい、という願いを持っている、
意識の高い自分が心地よくなります。
それはそれで幸せな人生です。
したいしたいと言いながら過ごす人生を、
幸せに感じている人はたくさんいます。
それも幸せのカタチの1つです。
” したい ” を、 ” 言う ” ことと、
” したい ” を、 ” する ” ことは、
雲泥の差です。
"する"は、怖いです。
”したい”は、安心です。
するもしたいも、どっちをとってもいいんです。
「したいこと」を、実行にうつすことは、
今のグループに所属していては、
精神的にも体力的にも、努力がいります。
ダイエットを実行にうつすなら、
ダイエットグループから、そっと離れることです。
わざわざ宣言する必要はありません。
宣言して、一緒にいながら、ダイエットするのは、しんどいです。
すでにスリムな人の近くにいるだけで、勝手に痩せていきます。
むくまない生き方へのヒント その8
幸せな人のそばで過ごす時間を増やそう。
しょーいち
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