モンクレールとアディダスのコラボレーション: AI、デジタル体験、そして実際のコレクション
こんにちは、showです。
世界の最新 NFTニュースをお届けしています。
今回は『モンクレールとアディダスのコラボレーション: AI、デジタル体験、そして実際のコレクション』
というテーマでお送りします。
ブランド同士の コラボプロジェクト
モンクレールとアディダスとのコラボレーションがついに発表されました。
このコラボレーションを告知するための新キャンペーン「The Art of Explorers」が始動。
このキャンペーンは、AI技術を用いて生成された「冒険家」たちとミックスメディアの彫刻を組み合わせたもので、ファッションとテクノロジーの融合を感じさせます。
モンクレールは、コレクションのルックからインスピレーションを受けた「探検家」の彫刻を作成するため、多岐にわたるアーティストたちに挑戦を投げかけました。
この共同キャンペーンは、モンクレールの「Art of Genius」ショーの進化版とも言えるもので、ロンドンでのショーで初めてアディダスとのコラボレーションが発表されました。
彫刻家のGary Card、Ibby Njoya、Kate Taborによる彫刻は、コラボレーションコレクションのルックを纏った人々とともにフィーチャーされています。
写真の中の人々がAIで生成されたものなのか、実際の人間なのかは明らかではありませんが、そのミステリアスな雰囲気がキャンペーンの魅力を高めています。
限定 NFTコレクションも登場
モンクレールのウェブサイト上で展開されるデジタル体験は、都会的で明るく照らされた街並みを背景に、ユーザーを引き込む魅力的なコンテンツとなっています。
このデジタル体験の中心には「Art of Genius」ショーで特徴的だった要素が取り入れられており、サウンド、ビデオ、3Dアニメーションが組み合わさったリッチなコンテンツがユーザーを待ち受けています。
さらに、このデジタル体験を通じて、限定商品の購入が可能となるデジタルビルボードも登場します。
注目すべきは、このコラボレーションから生まれた限定版NFTコレクション。
モンクレール x アディダスオリジナルスNMDのコラボレーションブーツをフィーチャーしたNFTが、前述の没入型プラットフォームやアディダスの専用アプリを通じて入手可能となります。
さらに、モンクレールは2022年10月にWeb3領域に進出。70周年を記念して、同ブランドの代名詞である「Mayaジャケット」をモチーフにした1,070のNFTをリリースしました。
このNFTは、Web3の消費者エンゲージメントプラットフォームArianeeとのパートナーシップのもと、3DアーティストAntoni Tudiscoによるデジタルアートワークとして提供されています。
デジタルと現実の境目を埋めていく
モンクレールとアディダスのコラボレーションは、単なるデジタル体験やNFTに留まらず、実際のアパレルやフットウェアのコレクションとしても展開されます。
このコレクションは、両ブランドのウェブサイトで10月4日から購入可能となり、翌日からは一部の選ばれた店舗でも取り扱いが開始される予定です。
2月にロンドンで開催されたショーの周辺では、モンクレールとアディダスは、Maison MetaやクリエイティブエージェンシーのWeSayHiと協力して、コラボレーションから生まれた主要なルックをハイライトするAI生成キャンペーンを制作しました。
これは、ファッションとテクノロジーの融合をさらに深める試みと言えるでしょう。
このコラボレーションに関連するキャンペーンやイベントは、ファッション、音楽、自動車などのさまざまなブランドとの多岐にわたる協力のもとに行われました。
これには、アディダスオリジナルスの他にも、音楽家やデザイナーのPharrell Williams、デザイナーのSalehe Bembury、Jay-Zのエンターテインメント会社Roc Nation、そしてMercedes Benzなどが参加しています。
まとめ
世界の有名ブランドは、こぞって NFTへのコミットを深めています。
日本では、全く話題にはなりませんが、多くの高級ブランドや、スポーツブランド、ラグジュアリーカーなどは、様々すでに NFTを活用したマーケティングを行なっています。
すでに、ブランドイメージを獲得している企業が、 NFTに参入することにより、この10年で起こるであろう、web3革命の流れに入ることで、デジタル市場でも、ブランドを獲得する意気込みを感じます。