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NFTを怪しく感じてしまう理由。
こんにちは、showです。
NFTやweb3のアレやこれやについてまとめています。
今回は『 NFTを怪しく感じてしまう理由』
というテーマでお送りします。
鳥井弘文さんのTwitterにて
何気なくTwitterを眺めていると、いつも楽しみにしている、鳥井弘文さんのツイートが目に止まる。
今のNFTの市況で新規の人を勧誘しても、それが宗教における「折伏」みたいだと思われてしまうのもある意味では仕方ない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) April 3, 2023
この仕組みが世の中に浸透したら世界はガラッと変わると自分も強く思うけれど、それは日蓮の教えが世界に完全に普及したら、世界はより良い世界に変わるという主張とほぼ一緒。
なぜ私たちが、 NFTの投稿を続けているかというと、この仕組みが世の中に広まれば、絶対に便利になるという確信があるからです。
世界中どこでも、一瞬で、改ざんすることができないデジタルデータを、送り合うことができる。
そして、限定性を持たせることにより、新しい価値が生まれ、交換し合うことが出来る。
全世界に公開された取引によって透明性が上がる。
他にも、書ききれないほどのメリットがあり、なんでみんな気づかないの?
そんなふうに考えてしまっています。
ただこの状況は、どこかで見たことがある。
怪しい勧誘を受けた時と、全く同じ状況です。
鳥井さんは、Twitterの中でこう例えています。
この仕組みが世の中に浸透したら世界はガラッと変わると自分も強く思うけれど、それは日蓮の教えが世界に完全に普及したら、世界はより良い世界に変わるという主張とほぼ一緒。
私が今まで体験してきた怪しい勧誘。
信仰宗教
マルチ商法
キャッチセールス
これらとまさに同じ状況です。
ではなぜこれらの勧誘は怪しく感じてしまうのでしょうか?
具体的なメリットが見えないのに、やたらと『オモロい』『儲かる』『救われる』を連呼
そもそもこれらの勧誘を面倒くさく感じたり、胡散臭く感じてしまう理由として、自分にとってのメリットが見えないということが、あげられます。
自分がメリットを感じられないにも関わらず、『オモロい』『儲かる』『救われる』
こんな抽象的な表現で、熱く語られた時
「興味のない人」「初めて話を聞いた人」はどう思うか?
胡散臭いと思われても仕方がないでしょう。
私が NFTを面白いと思う理由の一つが、デジタルデータを保有できて、交換や売買ができるという部分なのですが、多くの人にとっては、
『だから何』
と思うことではないでしょうか?
概念が新しすぎて、イメージがしにくいですし、そもそもデジタルデータを保有できたらなんかいいことがあるの?
大部分の人は、このような感想ではないでしょうか?
具体的なメリットが見えないのに、一部マニアが盛り上がっている状況が、怪しく見えてしまうのは、「信じるものは救われる」と価値観を押し付けてくる人と、何ら変わりはないでしょう!
結果が出れば、浸透する。
なぜ今、AIがこれだけの広がりを見せているのでしょうか?
それは、文字を打ち込むだけで、絵を描けたり、検索できたり、音楽を作れたり、はたまた、プログラミングまでやってのげたり!
AIを使うことのメリットが目に見える形で我々に示されているため、受け入れられているのではないでしょうか?
NFTに関しては、私自身が初めて知ったのは、一昨年ですし、日本で知られるようになったのは、去年のことです。
デジタル画像をやり取りして、そのコミュニティが面白いといったところで、多くの人にとっては、何のメリットも感じないことでしょう。
わかりやすく、我々の生活に欠かせないものにならなければ、一部マニアが楽しんでいる商品と何ら変わりはありません。
NFTって便利だと思われる頃には、 NFTなんて言葉も使うことなく、当たり前のように、デジタルデータをやり取りしたり、証明書として使うようになるでしょう。
それくらいの結果が出て初めて、世の中に受け入れられて、浸透していく。
そんな時代が来るのはまだまだ先、いつの日になるのか、予想も出来ません‥
まとめ
だからといって、発信を止める事はありません。
嬉しいことに、私の周りには、 NFTを持っていなくても、頭から否定する人は、少数派です。
世間に認められるためには、少しずつでも、面白いと思う人を増やす必要がある。
地道な発信が、時代を進める助けになると信じています。