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Yuga Labsは、Open Seaをブロック!ロイヤリティ手数料廃止に対する対抗手段の数々
こんにちは、showです。
NFT web3 AIなど最先端の今をレポートしています。
今回は、『Yuga Labsは、Open Seaをブロック!ロイヤリティ手数料廃止に対する対抗手段の数々』
というテーマでお送りします。
Open Seaのロイヤリティー手数料廃止に対して
昨日発表された、Open Seaのロイヤリティー手数料廃止の話。
NFTプロジェクト運営者からは様々な声が上がっています。
その中でも注目すべき、発表が、Yuga Labからなされました。
Yuga Labsといえば、「Crypto Punks」や「B.A.Y.C」など、一体6,000,000円以上で取引される高額の NFTです。
一時期は、数千万〜数億で取引されたこともある、ブルーチップの NFTです。
現在は、メタバースの開発や、ゲームなど、 web3分野の開発を進める web3企業です。
Yuga LabsのXのアカウントに発表された内容がこちらです。
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Yuga Labs では、新しく革新的なコンテンツが作成され、クリエイターがその仕事に対して報酬を得るエコシステムの育成に貢献することに尽力しています。
昨日、OpenSeaが導入したOpenSea Operator Filterを廃止し、2024年2月までに全コレクションのすべての二次販売でオプションのクリエーター手数料に移行するというOpenSeaの発表を踏まえ、Yuga Labsは、すべてのアップグレード可能な契約に対するOpenSeaのSeaPortのサポートを廃止するプロセスを開始する予定です。
OpenSea のアプローチと並行して、2024 年 2 月に完成することを目指しています。
NFT はユーザーが自分のデジタル資産を真に所有することを目的としていると同時に、クリエイターに力を与えることも目的としています。 Yuga は、クリエイターがその作品に対して適切な報酬を得られるよう、クリエイターのロイヤルティを保護することを信じています。
今後、Yuga Labsが、 NFTの販売や二次流通を行う際に、Open Seaを利用できなくするという発表です。
また、Yuga Labs自身が、 NFTマーケットプレイスを運営するのではという、話も聞かれます。
日本では、 NFTマーケットプレイス=Open Seaと思う方も多いと思いますが、すでに、様々なものが登場しています。
今回のOpen Seaのロイヤリティー手数料廃止も、新興マーケットプレイスに対する対抗手段であるという側面もあります。
シェア奪還を目指すも、現在世界最大の、 NFTプロジェクト運営者から、NOを突きつけられた、Open Sea
移り変わりの激しい web3業界で生き残れるのでしょうか
ロイヤリティー維持でアピールするマーケットプレイスも
Raribleという NFTマーケットプレイスがあります。
日本ではそんなに知られていませんが、先日こんなツイートを行なっていました。
要約すると、我々は、ロイヤリティーを維持して、クリエイターやアーティストと共に歩みます!
という内容です。
Blurという、マーケットプレイスが登場して、ロイヤリティー廃止に舵を切り、トレーダー向けのサービスが全盛となっている今、ロイヤリティーを維持して、独自の展開を進めることによって、新たな顧客を迎え入れようという取り組みです。
その他マーケットプレイスも、ロイヤリティを維持することを明言している所もあり、それぞれの思惑がぶつかり合う状況です。
NFT=分散的ではない
NFT=分散的と語られ、今までの、プラットフォームが力を持つことへのカウンターカルチャーとして登場しましたが、蓋を開けてみると、 NFTマーケットプレイスのさじ加減によって、ルールがコロコロと変わり、 web2時代と何ら変わらないじゃないかと感じています。
ただ、まだまだ始まったばかりの NFTという分野で、様々な思惑がぶつかり合うことは、仕方がないことでもあります。
個人的には、これだけ毎日新しいニュースがいくつもあり、朝令暮改は当たり前の、流れの速さを身を置くことが、楽しくもあります。
今は何が正解か見つけるのではなく、様々な変化を波乗りするように楽しんでいきたいと思いました。
まとめ
web3は分散的と語られますが、結局扱う人間が追いついていないので、中央集権的な運営となってしまう。
本当の意味での分散的な、仕組みは誕生するのか?
そのあたりも楽しみです。