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エキゾチックな旅への誘い昭和の若者は世界に憧れた
1月26日放送回は、はるか遠い国に思いを馳せ、歌の旅へと誘う大好評シリーズ『エキゾチック歌謡特集・第3段』!その舞台もアジアから中近東、ヨーロッパ、北南米へと、まさに世界を股にかける歌が出揃いました。
若者たちが憧れた海外
そんなワールドワイドなベストテンに、
昭和53年の大ヒット作「カナダからの手紙」がランクイン。
当時、日本の若者たちの間では海外旅行がブームで、そのアンケートに基づいて作られたというこの歌。憧れの海外旅行先としてダントツの人気だったのがカナダだったそうです。
今回、松阪ゆうきさんと共にこれを歌ってくれたのが、庄野真代さん。
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庄野さん曰くこの『カナダからの手紙』は
「『飛んでイスタンブール』より数か月前の
リリースで、平尾昌晃さんと畑中洋子さんが
プロモーションでカナダに行ったのを見て、
私もイスタンブールに行きたいと思っていた。」とのこと。
庄野さんはその2年後、休業宣言をして、
28カ国132都市をめぐる世界一周旅行に出るという夢を果たしました。
その世界旅行ではヒッチハイクも経験。
「スイスでは目的地に着くまでずっと日本の歌を歌って運転手さんにサービスした」り、
『モンテカルロで乾杯』の舞台であるモンテカルロを旅した時には、
「カジノに行ったが、バックパッカーの服装がそぐわなかったのか、入口の服装チェックで止められてしまった。」などといったハプニングが満載だったそう。
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世界は再び遠く
そんな庄野さんのようなバックパッカーの背中を押したのが、作家の開高健さんや沢木耕太郎さん。『深夜特急』を読んで世界へ飛び出した若者も多い時代でした。
またテレビでも、賞品として世界旅行が提供されるクイズ番組やゲームバラエティが数多くあり、旅の心をかき立てました。
海外渡航が自由化されたのが昭和39年(1964年)、そして昭和48年には日本人の海外渡航者は200万人を超えました。その後、昭和62年に683万人、平成2年(1990年)には1100万人に到達。当時は強い円を背景に毎年右肩上がりで増加していきましたが、近年はテロや感染症、
円安…と、海外旅行を躊躇う理由は増えていくばかり。
旅好きの昭和世代には寂しい限りです。
だからこそ、『エキゾチック歌謡』で気分だけでも世界の旅へ!悠久の古代王国への旅を歌い上げたゴダイゴの「ガンダーラ」やZ世代も注目する若手・新浜レオンさんが“ジャパン代表”として
熱唱した『2億4千万の瞳』は必聴!
その気になるランキングは、1月26日(木)よる9時を、どうぞお楽しみに!
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ゲスト: 髙田恭子 庄野真代 松阪ゆうき 新浜レオン 蘭華
構成作家 工藤ひろこ