「歌い継ぎたい名曲特集」名曲誕生の裏には古き良き昭和を象徴する意外な事実があった!?
番組がリニューアルして2回目のテーマは、大人気企画「歌い継ぎたい名曲特集」。
今回、昭和の名曲の数々を歌い継いでくださるためにスタジオにお越し下さったのは、藤あや子さん、竹島宏さん、松阪ゆうきさん、おかゆさんの4名。
関根世代が選ぶ名曲と早見世代が選ぶ名曲を歌い継いでくださいました。
来生たかお「夢の途中」と薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」の意外な共通点とは?
竹島宏さんが歌い継ぎたい名曲として歌唱してくださったのは、来生たかおさんの名曲「夢の途中」。
昭和56年に発売された来生たかおさんを代表する一曲。竹島さんは来生さんの透明感ある歌声を見事に表現してくださいました。
そんな来生たかおさんの「夢の途中」ですが、実は薬師丸ひろ子さんのヒット曲「セーラー服と機関銃」と深い関係があるんです。
実はこの「夢の途中」ですが、薬師丸ひろ子さんが主演の映画「セーラー服と機関銃」の主題歌として既にレコーディングが終わっていたんです。
ところがメガフォンを取っていた相米監督の発案により、急遽、薬師丸ひろ子さんが歌うこととなり、それに伴いタイトルも「セーラー服と機関銃」に変更されるという今では考えられない前代未聞のエピソードがあったんです。
そして、昭和歌謡の面白みを存分に味わっていただく新コーナー「昭和歌謡is Fantastic」では、薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」をピックアップ!
併せてチェックしてください。
健気な昭和女子の心境を見事に表現した中島みゆきの名曲「悪女」
今回、ゲストでお越しくださった藤あや子さんが歌い継いでくださったのは、昭和を代表する大女優・いしだあゆみさんの「あなたならどうする」。そして、中島みゆきさんの「悪女」。
こちらは彼氏が浮気していることに気がついた女性が、彼氏の気を引くために自分も浮気しているフリをするという内容の名曲。
そんな“昭和の女性像”が見事に表現されています。
そして、スタジオでは「浮気をされたらどうします?」という話題に。
この問いに藤あや子さんは「どうぞ、その彼女と仲良くしてください」とサッパリ別れると言い、おかゆさんも「時間の無駄なので即効で別れます」と「悪女」は正反対の答え。
対する男性陣はと言うと・・・
関根さんは「浮気されたら痩せちゃうね」、竹島さんは「絶対に信じません」とコメント。
強い女性陣に対し、ちょっと女々しい男性陣でした。
それではここで「悪女」に投票してくださった方の声を紹介いたします。
東京都 50代 男性
『初めて「悪女」を聞いた時、一曲がストーリーとなっていて、心情の描写が抜群に上手だと思った。また、この曲を聴くと未だにバブル景気に浮かれていた街並みと、当時の彼女と浮かれていた日々を思い出します』
当時の彼女とはその後、どうなったのでしょうか?
皆さんも彼氏、彼女に嫉妬していた時代を思い出しながら聴いてみてください。
次回、4月27日(木)夜9時『歌い継ぎたい名曲特集』をお楽しみに!
ゲスト:藤あや子、竹島宏、松阪ゆうき、おかゆ
構成作家:川又唱史