恋する夏を満喫する秘訣は歌と太陽とホルモンだ!
古今東西、『恋する季節といえば、夏』というのが定説ですが、一体なぜ人は夏に恋してしまうのか?
夏は旅行やフェスなどの開放的な気分になる
イベントが多く、
海やプールでは肌の露出も増えて大胆な行動を
とりがち。でもそれは単なる気分ではなく、
れっきとした科学的な理由があるんです。
秘密は『太陽の紫外線』。
太陽の光に含まれる紫外線には
性ホルモンの分泌を促す作用があり、
恋するモードをかき立てるのだとか。
つまり、夏の恋はホルモンのイタズラ。ゆえに、紫外線量もホルモン量もダウンする秋の訪れと
ともに恋愛モードはあっけなく終了。
「ひと夏の恋」に実りが少ないのも、
そういう理由からなのでした。
ということで、MUSIC X 7月25日放送のテーマは『恋する夏うた』特集。
潮風香るサマーチューンはもちろん、
季節の終わりと共に消えた
切ない恋のバラードなど聞きどころ満載!
ゲストに夏うたクイーンの大黒摩季さんを始め、松阪ゆうきさん、真田ナオキさん、
スティールパン奏者の宮本まいこさんを迎え、
ホットなトークも繰り広げます。
▼夏に恋せず何が悪い?!逆ギレソング
今回、初登場の大黒さんの代表曲といえば、
「夏が来る」。
イケイケのアップテンポなサウンドと大黒さんのパワフルな歌声で♪夏が来る♪と歌い上げる
この曲、直球の『恋うた』と思いきや、その実、恋する季節真っ盛りの夏に恋をし損なってる女性が主人公。
大黒さんによると、
この曲の制作に入った1993年は
「天皇ご成婚に世の中が湧き、
何もかもがウェディング特集だった頃。
アーティストとしてこれからと言う時に、
実家に帰れば『早く結婚しないと行き遅れる』と干渉がひどく、逆ギレして書いたのがこの歌詞」だったのだそう。
確かに、冒頭から
「♪近頃 周りが騒がしい 結婚するとかしない とか…
社会の常識・親類関係 心配されるほど意地に なる♪」
と歌っています。
(「夏が来る」 作詞・作曲 大黒摩季)
90年代はまだ結婚適齢期だとか、
女は25歳過ぎたら売れ残りという
「クリスマス理論」が普通に語られていた時代。今ならハラスメント案件間違いなしだし、
今の若者には到底理解できない発想ですが、
大黒さんは当時いかに同じ思いの女性が多いかをこの曲のヒットで知ったそう。
そんな世間の常識を吹っ飛ばす大黒さんの歌は
あの頃画期的で痛快でしたが、
「恋愛離れが進んでる」などという論評に
うんざりしている若い世代にも、
きっと刺さるのではないかと思います。
▼スティールパンの音色は夏の風!
今回のクロスオーバーは、夏っぽいサウンドに
ぴったりな楽器・スティールパンの音色とともにスペシャルなステージをお届け!
スティールパンは、
カリブ海の島国・トリニダードドバゴの
ドラム缶で作った音階のある打楽器。
その本場トリニダードドバゴのコンクールでも
高い評価を得た
スティールパン奏者の宮本まいこさんの演奏で、「ふたりの夏物語」(杉山清貴&オメガトライブ)〜「ガラス越しに消えた夏」(鈴木雅之)〜「風になりたい」(THE BOOM)の3曲を
メドレーに。
夏の風を思わせるその美しい音色に乗せて、
松坂ゆうきさんが歌います。
▼昭和のアイドルソングは夏うたの宝庫!
「ひと夏の経験」(山口百恵)、「恋する夏の日」(天地真理)、
「暑中お見舞い申し上げます」
(キャンディーズ)、「17歳」(南沙織)、
「夏にご用心」(桜田淳子)、「真夏の出来事」
(平山三紀)…
『恋する夏うた』というキーワードで、
こんな曲を思い浮かべる昭和世代も少なくないのではないでしょうか?
いずれも昭和女性アイドルの代表曲、
アイドルソングは夏うたの宝庫なのです!
ということで今回、
40〜50代の男女に番組アンケートを取ると、
トップ3はこんな結果に。
3位 「サザン・ウィンド」 中森明菜
2位 「渚のシンドバッド」 ピンクレディ
1位 「?????」 ????
詳しくはOAをチェック!
そして、夏うたの定番中の定番・TUBEの
「シーズン・イン・ザ・サン」は、
真田ナオキさんが熱唱!
大黒さんから「同じハスキー部」と承認を得た
真田さんのハスキーボイスは必聴です!
『恋する夏うた』特集、
7月25日(木)よる9時放送をお楽しみに。
ゲスト: 大黒摩季、松阪ゆうき、真田ナオキ、
宮本まいこ
構成作家 工藤ひろこ