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カラオケで上手く歌えたら人気者!激ムズ&鉄板の昭和ヒッツ

「一発録りパフォーマンス」という企画性が大ヒットした「THE FIRST TAKE」の発明以来、
パフォーマンス力が極めて高いアーティストが
続々と世に誕生しています。

 
その圧倒的な歌唱力に憧れるアマチュアも多く、
ボイストレーニング法を教えるTikTokやYouTubeは
人気コンテンツの1つ。

 
また、独学で上達するためのボイトレのアプリも
数多く誕生、

ちまたのお稽古事でも
ボーカルスクールは活況を呈しているようです。

 
そこで、10月10日に放送したMUSIC Xのテーマは、
『カラオケで歌いたい昭和ヒッツ』特集と題し、
カラオケで歌ったら人気者になれる昭和のヒットソングの数々をお届けしました。
 
▼カラオケバーやスナックで鉄板「桃色吐息」

男女を問わず、40・50代の昭和世代に
カラオケでよく歌われる鉄板曲の1つが、

高橋真梨子「桃色吐息」。
 
今回は、「泣きの貴公子」の異名をとり、
歌唱力に定評のある林部智史さんが、

クラシック界で話題のギタリスト・猪居亜美さんと
クロスオーバーし、

流石の歌声を披露してくれました。
 
クラシックギターでアレンジするにあたって、
「原曲の魅力を活かしつつ、林部さんならではの
繊細な歌声を邪魔しないよう心がけた」

という猪居さん。
 
その美しくもドラマティックな旋律に、林部さんは
「まるで地中海の雰囲気。
花が咲いては散っていくような音移動が秀逸だと感じた」と大感動。
 
そして、この曲を歌う時のポイントとして、
「色気を感じさせる歌詞なので、
髙橋真梨子さんも最初は抵抗があったという話を聞いた。

だから僕もフラットに歌うことを心掛けるている。」
とのこと。

 
歌い上げることばかりを追求するのではなく、
「あえてフラットに歌う」という引き算の歌い方を選んだ林部さん。
真の歌唱力とはそうした絶妙な差し引によって発揮されるのだと教えられました。

▼激ムズ&ハイトーンの上級者向けソング

カラオケの上級者になればなるほど、
難易度の高い曲に挑戦したくなるもの。

そんな強者が2人揃ったら、ぜひ挑んで頂きたいのが、
クリスタルキングの『大都会』。
 
声量、高音、ハモリ…、
難攻ポイントが次々押し寄せるこの曲の攻略に、

今回林部さんは徳永ゆうきさんとタッグを組んで
チャレンジしました。

 
カラオケ番組などでは共演も多い2人ですが、
この曲のデュオは初挑戦。

「ハモリはあまり経験がなく、
主旋律に引っ張られたりいつも苦戦する。」

と言う徳永さん、しかも今回は原曲キー。
 
でも林部さんは
「ハイトーンの代表曲で、
原曲のイメージがあまりにも強いので、

原曲キーで歌うことにした。」
と果敢なコメント。

 
ハイトーンで歌うコツを尋ねると、
「自分は逆に低い声をたくさん練習した。

胸が響いているのか、
鼻腔が響いているのかを確認しながら
発声練習をよくする」

とのこと。
 
ハイトーンソングを攻略したい方は、ぜひお試しください。  

さらに今回、クロスオーバーのセカンドステージとして
ピックアップしたのが、

最近、SNSを通して若い世代から発掘された昭和の名作、
中島みゆきさんが作詞・作曲の『この空を飛べたら』。
 
物悲しい歌詞とメロディーが心に刺さると、
若い世代にも高く評価されているこの曲、

これからもカラオケで歌い継がれていくことでしょう。

ゲスト:林部智史、徳永ゆうき、青野沙穂、猪居亜美
構成作家 工藤ひろこ

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