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カンニング竹山「今君電話」

NHKで不定期にカンニング竹山さんがやっている番組。竹山さんが視聴者からの電話を受けて、どんな悩みがあるかひたすら聞く…というシンプルな内容ですが、なかなか好評らしく今回で第三弾です。

私はいつ収録予定かも知っていてかけてみようかな~とか思ってたんですが、やっぱりちょっと勇気出なかったかな。かけたとしても竹山さんと話せる確率ってどのくらい?かなり低いとは思いますが…。

今回も「とんねるずが一番好き!妻子も後回しにしちゃうかも」という熱烈なとんねるずファンの男性や、「勉強する気がない次女をどうすればいいか」というお母さん、双極性障害を持っている塾の先生などいろいろな方が登場しましたが、多分竹山さんご自身も一番心に残ったと思うのがこの方です。

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お名前は「シン」さん(40代男性)とおっしゃってましたが、奥様がくも膜下出血で亡くなり、里親で生後1ヶ月から育てている男の子がいるとのこと。奥様がいない今、両親がそろっている家庭に行く選択もできる彼にとっては、自分が男手一つで育てるよりも、そうした家庭に引き取られる方が幸せではないか?と思っているそうで。

そりゃそうだよな…自分がもし同じ立場になっても、きっとそう考えるでしょう。でもご本人は「彼しか私にはいない」とおっしゃっていて。本音はずっと一緒にいたいはずなんです。

竹山さんは「素敵な大人だと思うし、あなた一人で育てて行けばいいと思います」というような内容を話していましたが、私もその通りだと思ったし。両親存在=幸せとはならない場合もあるじゃないですか?だから一人でも愛情を持って、シンさんが育てて行けばそれで十分だろうと感じました。

里親って一時期わたしもちょっと考えたんですけどね。里親さんになるってすっごい大変なんですよ。外国もそうかもしれないけど日本では。審査とか勉強会とか経て、家人の知り合いで実子はひとりいるのだけど、里親になった方がいてですね。その方の話を伝え聞くには、さまざまなステップを踏まないといけないようです。

その方も自分の親、ご主人の親も恐らく説得しての決断だと思うので、一大決心だったでしょうけどね…なかなかできることではないですよね。

カンニング竹山さんは、芸能界で売れるまでも苦労されているので(確か不動産屋さんで仕事をしていたはず)社会人としての一面もしっかりしてるなって、以前テレビで撮影交渉している姿を見て感じたんです。そんな竹山さんの一面が垣間見られる番組だと思います。


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