わからないことを外注しても、大抵の問題は解決しないどころか悪化する理由
都市経営プロフェッショナルスクールを共に立ち上げやってきている岡崎さんが「自前主義」に関するエントリーを書かれていました。私と同じくバカを多様しすぎていますがw、意味ある内容なのです。
これバカの壁の一つだと思います。できないことはプロに任せたい、実績ある人に頼めばいい、とか思う貴方、それもう大いに間違っていますからね。
◯ わからないことは外注しても、未来永劫分からない
まさに今の日本人ってすぐに外注するでしょう、自分で学んだり、自分で考えずに、面倒くさい、自分でやりたくないってことを組織の金で他者にやらせるのですが、そこが大きな問題があるんですね。
そもそも自分で分からないこと、それを外部に投げたところで、その仕事の納品物、提案内容についてちゃんと理解できますか、ということなんですよ。分からないことをわからないままに投げたら、分かるはずもないんですね。
そもそも自分にできることを時間短縮、より細かな作業を行わせるのに外注するのが本来の外注なんです。製造業の外注もわざと直営工場で技術を確かめる品証などをした上で製造そのものを外注することがあっても、「自分たちで分からないことを、わからないままに他社に外注する」とかは基本的にしないのです。なぜならば、納品された物がスペックを満たし、期待される機能を果たすのか、すら分からないのであれば恐ろしいからです。
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