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続けることが出来たのは、、、

節分の頃に花屋さんに「四つ葉のクローバー」の鉢植えが並び、四つ葉のクローバーの鉢植えを買って育てること、かれこれ10年になりますが、一度も大きく成長させたことがなく、1ヶ月後にはカラカラに枯らしてしまってます。

幼少のころ祖父母が、田んぼや畑仕事する側で、四つ葉を探したり、学校の帰り道に探したりするけど、なかなか見つからないので、三つ葉に咲く白い花で、花冠や首飾りを作って遊んでいたことが懐かしいです。

四つ葉には幸せになる、って花言葉?があったりしますが、花屋さんで四つ葉を見つけたときは、「幸せはお金で買えるんだ、、、、」などと考えた私です(笑

ところで「継続は力なり」高校を卒業するとき、1年生の時の担任だった先生にいただいた言葉ですが、決して続けるのが得意で褒められた、と言う訳ではありません。むしろその逆です。(笑

行きたかった学校では無かったこともあり、学校が好きになれず校風にも馴染めずにいたので、何をしても中途半端な私を心配しての言葉です。(制服が可愛いかったのがモチベーションだったかな)

社会にでて仕事を頑張るも、理想と現実のギャップを受け入れられない、不器用なところがある私ですが、1番続いているのが父が創業した会社だったりします。

特別やりたい仕事でもなく、休日もなく、お給料だって特別じゃない、父とは話が合わないし、不満だらけなのに、何で続けてきたのだろう、、、、と自分でも不思議だったりします。

そんなことを、ちゃんと考える時間さえ与えられることなく今に至る、と言うのが本当なのですが、本当にそうか?本当に辞めるチャンスはなかったか? 最近は出張もないので、よーく考えてみた。

辞めるタイミングはあったと思う。

だけど、ここで辞めたら父親の思う壺だろう、そうはさせない!なんて父親に対する、変な意地と反発があったし、父の会社を手伝うため、金沢へ移住したとき自分と約束したこと、何をやっても中途半端で諦めてしまう自分を変えたかった、という2つの理由が常に頭を駆け巡って、自分との葛藤を繰り返していました。

この案件が終わったら辞めよう、このスキルを身に着けたら辞めよう、貯金がいくら貯まったら辞めよう、と常に自分だけの目標を設定していました。

だけど、そんな目標を知っているかのように、飴と鞭を上手に使い分ける父に、上手に操られ、、、いやいや上手に導かれ今に至るのですが、

結果、自分との約束が果たせています。

悔しいけど父と一緒に働くことを通して、何をやっても中途半端な心を軌道修正出来たと、、、認めざるを得ません。(笑。

負けず嫌い的な言い方を残すと、父の会社に入社したと言うより、めっちゃ厳しい軍隊に入隊し強制的に訓練を受けた、と言う方がしっくりくる自分です。(笑

もしもいつの日か「継続は力なり」と贈ってくれた先生に、お会いすることがあったら、「継続したからこそチカラがついてきました。」報告してお礼を言いたいなと思っています。

四つ葉を育てて10年目の今年は、プランターに植え返したので、大きく育っています。幸せは今あることを育てることなのかな。10年目の成功ですね(笑