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Pixel 9 Pro XL に機種変してみた

Pixel 7 Pro を2年間利用してきて縛りも終わり満を持してPixel 9 Pro XLを早速入手した。(随時追記予定)


たまにやる家電関係のレビューのnote記事。そこそこアクセスあるのよね。アフィリリンクはあまり踏まれないが。

スペックがどうしたこうしたいうことは、本家のホームページでも見てくれればいいし、各種インターネットマガジンとか IT 関係に強いところが詳しく書くので、そちらを参照すれば良い。

私が書くのはあくまで自分が使った上での使い心地。世の中カタログスペック通りにいかないことも多いしこんなことが起きたあんなことが起きたこんな失敗したとかが貴重だと思う…(もちろん私の勘違いもあるだろう)。

アフィリエイトは貼ってるが、提灯持ち記事ではないので好き勝手なことを書いている。その辺がご参考になれば幸いである。

(でも今回はアプリやデータ引っ越しもだいぶスムーズに終わったし特に事件も起きなかったので参考になる話はほんとにあまりないかも。ただただ私のつぶやきが続く)

買ってみた

まず見かけや触った感じ。大きさは前回のPixel 7 Pro とほとんど同じサイズである。厚みが少し増したかもしれない。そしてカクカクしてるので横にして立たせることができる。ちょっとiPhoneぽいかも。

そして背中はつるつる。前回も思ったが、何でこんなに滑りやすくするんだろうか。落として壊して買い替え需要を狙っているのか? 実際に落として画面を割ってしまった人だから余計に疑心暗鬼になる。

あるいは滑り止めやリングのついたケースアクセサリーをより売っていこうというせこい作戦だろうか。Google 先生自体はケースは売ってないので、サードパーティーにビジネスチャンスを提供している? 外資系でこういう気遣い珍しい(のか?)

ちなみに現在私はこのケースを付けている。

まったく滑らない。とてもよい。リングのおかげで電車の吊り革に掴まって片手でもサクサク打てる。

しかしこれPixel新機種の発売前から売ってたんだよね。Google様は事前に細かいサイズやレンズ、マイクの位置などアクセサリーメーカーさんたちに公表してるのかな。やっぱりグルなのか?グー グル だけに。

とにかくPixelを起動して少し触ってみる。正直そんなに大きく変わったところはない。Pixel5 から Pixel7 に変えた時は、主にカメラ性能の大躍進にたまげたものだった。もう一レフいらんと思ったもん。「消しゴムマジック」も新鮮だったな。

そんなに感動した割には Pixel5 についてはあれこれ書いてたけど 7 については記録を残していなかったw。

まあいいや、

◯Pixel 9 で良くなったと感じたところ

・全般に反応がキビキビ速い
・タッチパネルの精度が上がった
・顔認証のスピードが上がった
・音声入力の精度も更に上がった
・Wi-Fiの感度がよくなった
・旧7Proでは出来なかったことが出来るようになった!
(なんかドラクエのレベルアップみたい)

一部を除いてどれも些細なことだ。ガンダムでたとえてみれば、ニュータイプの能力が覚醒したアムロの能力について行けなくなりチューンナップされたガンダムを見たアムロが「どこが変わったんですか?」と整備士さんに聞いた時の「まあ、油を差したようなもんだな」と答えたときのようなものか(ガンダムはともかく「油を差す」という表現はもはや死語かしら)。

最大のウリはAI機能なんだろうが、それってデバイス自体ではなく、ホストコンピューター(いまそんな言い方しないか)、つまりクラウド側の方が頑張ってて、デバイス端末はそれを中継するだけだからねえ。

もちろん白黒テレビでカラー放送、いやこれじゃたとえが古すぎるか、普通の液晶テレビで4K解像度は出ないので、デバイスも高性能なものが求められるみたいなものなのか?

(追記: かなり雑なたとえだが、この認識はだいたいあっていて、やっぱりPixel 9 Pro 以上じゃないと使えない機能がたくさんあるようだ)

私はまた、起動するとGeminiくんが

「ようこそ!今日はどんなことを調べましょうか? 昨日の行動履歴やメール検索履歴から推測するとあそこへ行ってあれをやったらいいですよ! あ、〇〇の締切が今日までなのでまずそれを先にやりましょう!」

とかあれこれ提案してくれるのかと思ってたよ(将来的にはそうなるかもね。Alexaはそこを目指してるわけだし)

発売前の発表会で最大の目玉だった Gemini Live は英語でないとまだ使えないようだし。ま、今後に期待だね。もともと私は古い人間なのかもひとつ生成AIとか使いこなせてないし。

旧7Proでは出来なかったことが出来るようになったこと

これには詳しく触れておきたい。

まずいちばんの喜びは、Pixel Watch 2 にどうしても入れられなかった iD が、試しに再トライしてみたらなんと入ったよ! 前回の苦労は何だったんだろうか?

iDの何がいいかというと、これでチャージを気にせずに、事実上クレジットカード自体の使用限度まで好きにタッチ決済ができる。…ようになったはず。まだ一抹の不安は残るが。

もちろん使い放題自体に危険な香りがなくもない。まあ、私はカードで使いすぎたことはこれまでないけどね。

これと似たような例では最新のiPadに変えたらYouTubeで「チャットのリプレイ」が出来るようになった。やっぱり処理能力を超えると実行できない設定やタスクがあるのかな。

Google先生への愚痴

Google 先生、今に始まったことでもないが、最近またちょこちょこサービス終了をいくつか押し出している。コストダウンリストラで一番残念だったのが、Google マップのタイムラインをクラウドへの自動保存でなくて、ローカル保存でユーザーの管理にしてしまったこと。

タイムライン機能は、Googleに付け回されているようで気持ちが悪いというひともいるだろうが、数年前でも自分がどこへ行ったのかすぐ分かって私はとても助かった。

これからは自分のスマホなどにデータが蓄積され、他の端末では基本的に見れなくなるみたいだ。本当にマイルよ。旅程だけに。ビッグデータはもういらないんだろうか。

また強烈に困っているのが(これは私だけかなあ?)、Amazon のショッピングアプリがどうもおかしい。マイページが表示されないし、アプリでカメラを起動できない。Amazon レビューを上げるにも写真がアップロードできない。

このPixel9を起動して以来、一度アプリのアップデートはされたので最新バージョンのはず。今後のアップデートを待つしかないんだろうか(Amazon? Android?)。

追記: Amazon アプリの不具合は、一度アプリをアンインストールして、改めて再インストールしたら、直った! なんのことはない、困った時は再起動の基本通りであった…。

Google先生の将来

ここまでネット業界で無双していた Google先生、実はそろそろヤバいんじゃないだろうかとひっそり思っている。毎年過去最高益を出したとニュースになっていたが最近はどうなのか。

よく話題になっているAIの分野でMicrosoft/ChatGPTとの競争もさることながら、未だに最大の柱である広告収入についてかなり懸念がある。

最近スマホでネット記事を読むともう広告まみれ。押さないように(押せよ?)網をかいくぐって記事を追わなければいけない。

中には「この続きが読みたかったら広告をクリックしろ」と。ほとほと嫌気が差して即ページを閉じてしまう。それ規約違反じゃなかったのか? たぶん変わったんだろうな。新聞雑誌業界も苦しいのはわかるがあれじゃ逆効果だ。そして当初の理想を捨てなりふり構わず利益追求しているのはGoogle先生も同じではないのか。

Googleは、広告収入以外の収益の柱を立てるべきだと長らく言われていて未だに決定打はない。Pixelスマホ他のデバイス販売がそれになるとはとても思えない。もちろんGoogleもそうしようと考えているわけではないだろうが、例年よりやや前倒しして新機種を投入したのは少しでも他のスマホメーカーと差を付けたい思惑があったのではと邪推されてる。

AIに注力といっても、Gemini 自体で儲けることはあまりないのではないか? あくまで、優秀なAI搭載のAndroid機種を使ってドシドシGoogle広告踏んでね!ということだ。

(追記: 収益化は有料版の Gemini Advanced があるので、そちらで回収するのだろう。しかし競争激化でどうなることやら。

画像生成とかは Advanced でしか出来ないようだ。ってか、最初画像生成リクエストを普通のGeminiくんに頼んだら「日本語わかんねっす」みたいな反応だったので英語でお願いしたら「Comming soooon!」なのでまだ準備中みたい。

「Google Pixel の特典をご利用いただけます!」ということで Gemini Advanced を6ヶ月間無料で試せるようなのだが、もうちょいっと待ってからの方がいいのかな)


私は18年前にすでにこんな事考えてたんだよ

別に私に先見の明があるとは思わない。AIの到来は当然の成り行きなんだよね。

なにかもひとつ大躍進を期待したいね。《9》は谷間の機種だった??


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