2023GWツアー③(奥入瀬の湯 スーパーホテル十和田天然温泉とバス事件)
スーパーホテル
十和田のお宿はスーパーホテル。スーパーにデラックスではなくスーパーにコスパ追求のイメージ。朝食付きでなんと5000円。
LOHASをウリにしているようだが、LOHASってコロナ以降とんと聞かなくなったね。自然な暮らしと言っときながら自然の恐ろしさを痛感したからかな。所詮は人類だけの持続可能を追求するSDGsに取って代わられたか。
それはさておきあまり期待していなかったがこのホテル意外に悪くない。部屋は狭いが清潔感があるし、ベッドにはエアウィーヴではないだろうけどそれっぽいマットが敷かれていて心地よい。
自慢の天然温泉は、男湯女湯の区別のない多目的…ではなく、ひとつの風呂場を時間帯で男性女性に分けている。夕方からは女性風呂になってしまうので夜中の十和田アート探検前にそそくさと入ってきた。
使っているのは奥入瀬の湯ということで、循環ではあるが泉質はとろっとして硫黄の匂いも軽くするかな。温度は適温。熱く感じることはなかった。同じく天然温泉のある大浴場をウリにしているドーミーインと比べて湯船とか小さいしサウナもない。
ただ各部屋にはユニットバスがあり、これはシャワーだけのドーミーインより充実してるね。ただとにかくユニットバスが狭いのでトイレと分けてシャワーブースだけにしたドーミーイン方式の方が部屋全体としては余裕を持って動けるかも。なにするにもあちこちぶつかるよ。
はっ!この狭さはひとつの空間に肩寄せあって集うことでより客人との安寧を醸し出す茶室の心の体現なのかもしれない(ってこの風呂はひとりしか入れねえよ)。
このホテルはキーがなく、各部屋には暗証番号を入力して鍵を開ける。初めてのシステムだ。
部屋にパジャマがない。貸し出し品の中にパジャマと書いてあるので、フロントに言わないともらえないのかなと思ったら、気付けば廊下に毛布と共に置いてあった。しかもツルツルタイプとエンボスタイプと選べるみたい。これは東横INNに勝ってるな。
またここランドリーサービスが安い! 乾燥機はタダだし。乾燥機はさすがのドーミーインも有料だったのに。恐るべし(こんなことに感動する私がケチなだけ?)
朝食
これまた期待してなかったけど東横INNより好印象かも。バラ焼きって東北名物? ググると十和田バラ焼きって出てくる。七味と紅生姜でほとんど吉牛の味。ほとんど玉ねぎだけどそれはそれでまたよし🧅。今度作ってみよ。
朝食後八戸駅へ向かう。今日はほぼ移動だ。おいらせ号は日に2本しかなく、午前便に乗っても新幹線に間に合わない。よって路線バスを乗り継いでいく。地元バスってよそ者が乗るにはハードルがめちゃ高いので緊張する。無事たどり着けるだろうか。
バス停事件
そして例によって事件?が起きた。
乗り込むバス停はホテルのそば。念のため早めに行っておいた。まだ20分くらいあるなと思っていたらバスが来た。これ乗ったほうがいいのかな…。中央というバス停で乗り換えて八戸駅に出るのだが。
運転手さんに「中央に行きたいんですけど、これ行きますか?」と聞いたら「どこの中央? ここが中央ですよ」「は(そなの?? ちょっと混乱)? いやあの…、じゃいいです」時間も早いしこのバスじゃないんだろうと思い見送った。
しかし、確認してもここは「十和田中央」で、他には何もつかない「中央」があるだけでそんなにたくさん「中央」があるわけじゃなさそうなんだが…。
しばらくぼ〜っとしてたらさっきの運転手さんが戻ってきたwww。循環バスみたいで反対側のバス停にさっきのバスが止まってわざわざこっちに降りてきたwww。
「お客さん、どこに行かれますって? 気になっちゃって」「いやあの、ここの”中央”に行こうと思ってたんですよ」とGoogle先生の路線図見せて説明してもどうも埒が明かない。違うバス会社の運転手さんなので他社路線にはそれほど明るくないようだ。
けっきょく、当初予定のバスに乗ればよさそうだと双方納得した。そばにいたやはりバスを待つ御婦人に尋ねてもけっこうトンチンカンな会話になったし、地元の方であっても自分が乗るバス以外についてはあんまり詳しくないんだよね。
その次にもなんたら観光バスが止まった。もちろん見送ったがこのバス停情報量多すぎ…。
そしてなんとかお目当てのバスに乗り、無事その「中央」バス停に着いた。
乗り換えのバスをしばらく待つ。待合室もあったがなんか寒い。外の日の当たる場所の方が暖かい。
にしても地元FM局かなんかの放送がずっと街頭放送で流れていてうるせえww。しかもずっと洋楽で街の様子にそぐわない。シュール…。
ふう、なんとか最終目的のバスに乗り込めた。しかしこのへんの道は街灯もなさそうだし、夜は真っ暗じゃないかな。星がきれいに見えそう。冬は一面銀世界なんだろうかワクワク。
無事八戸駅に到着。新幹線まであと一時間ある。だが手持ち無沙汰になることはない。スマホで旅行記書いてるとあっという間なのよ。むしろ熱中し過ぎて時間を忘れてしまう危険もある。
次は福島へ。