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noteを始めるにあたり

少佐のノオト

長年某ウェブリブログでブログを書き続けてきました。内容はほとんど日記というかあらゆることのレビューのつもりでした。

そもそもは書評サイトを目指して始めたもので、ミステリー小説やら仕事がらみのビジネス書やら、語学に興味もあるので勉強本や時には原書で読んだ感想なども。英語で書いたこともあったっけ。すっかりご無沙汰だ。

ところが段々絵画鑑賞に目覚めてきて、その鑑賞記も。昔から絵を見るのは好きでした。マンガ好きの延長線みたいなものでしたが。高校生くらいから美術館には行っていたかな。あの頃はデパートで美術展があることも多かった。

社会人になって九州、関西と地方勤務から帰ってきてまた東京の美術展にも通うようになり、ふとブログになんの気無しに鑑賞記を書いたところ妙にアクセスがあったんですね。

やはり反応があると張り合いが出て書く記事も増える。世の中に実は絵画ファンも多く存在するようで、いろいろコメントなども頂いてそれで繋がった人も少なからず。

やがて当初あまり興味はなかった写真撮影にも凝りだし、お花の写真や夜景の撮影にも繰り出す。当時出張でよく行っていた京都の旅行記やあちこちで食べたグルメな料理関連記事も。

そうこうするうち近場のみならず、出張に絡め全国各地の美術館巡りにも手を出し始め、そこで利用した旅行記というかホテルレビューも。

これからまたあちこち行ってその旅行記も上げていこうかと思っていたところにコロナ禍ですっかり自粛生活に。

そんな何でもかんでもぶち込んだブログにしていました。

本当ならそうしたカテゴリーごとに、たとえば旅行なら旅行ブログということにした方が見に来る人にとってはわかりやすいし閲覧回数も安定するのでしょうか。

でもいちいちそんなことをするのは自分がめんどくさいし、バラバラのようでも自分の中では繋がっているため、敢えてごちゃまぜにしています。何より一番の読者は自分なので。

ウェブリブログ閉鎖告知の際には引っ越し先の他ブログも提示されたのですがそちらはアーカイブ用に引越しておくだけにして、さて改めて書き続けるにはどこがいいのかなと思ったところやっぱり最近一番盛り上がっているし企業や有名人も書いてるnoteがいいのかなと結論付けました。

「クリエイターの発信場所」なんて名打たれているので、わたしゃクリエイターじゃないし(そりゃなれるもんならなりたいが)最初はなんだか敷居が高いような気もしていました。

でもどうもただの日記でも良さそうなのでとりあえず始めてみることとします。さてどうなることやら。これまでの成り行きを振り返ると今後のことは私にも予想がつかない。

しばらくは最近凝っているというかコロナ禍でどこも行けなかった反動から各地ホテルに泊まりまくってるのでその旅行記やそれに付随した美術館鑑賞記事が中心になりそう。もちろん本の書評も上げていこうと思っています。

今は動画全盛かも知れないけれど、テキスト表現の可能性はまだまだあると思っています。人類が数千年続けてきたコミュニケーション手段なのだから。

理想はHTMLがその文字情報だけでこの世のありとあらゆるものをディスプレイに表現するのと同じく、読む人の脳内に私の体験やその時感じたことが再現されるようになればと思います。

ちなみにこのnoteの名前の由来は敬愛する北杜夫さんの『あくびノオト』から。


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