第51話 小さな旅。
連休2日目の朝、ぼーっとコーヒーを飲みながら、NHK『小さな旅』を観ました。
『小さな旅』は、身近な風土の輝きとそこに暮らす人々を通して「小さな旅」をしてみませんか。という番組。
たまたまつけたテレビが、その番組。初めて観ました。
今日の放送。
『わたしの花たち〜北海道ガーデン街道〜』
私は、正直、花には、全然興味がない。奥さんは、花が好きで、色々なところに見に行っている。今年の誕生日も、福山のバラ園へ、バラの鑑賞に行ってました。
花はキレイだと思うし、とてもいいなーと思うけど、わざわざどこかに観に行きたいなーというような感情にはなれず、どうしても興味が湧いてこない。
ただ、旅と北海道というフレーズに興味が湧いて、観ていました。
放送された北海道ガーデン街道は、全長250km。大雪〜富良野〜十勝を結ぶ街道。北海道の代表的な8つのガーデンが集中しています。
その中の2つの美しい庭園が紹介されていました。
どちらも、すごい庭。びっくりしました。
以前、NHで、絵本作家のターシャ・デューダーの庭を見たことがありましたが、それに近い。花に全く興味がない私にも、すごさがわかりました。
上野ファームの上野さん。ほぼ同世代。20年以上かけて今のファームを作られているようです。花は生き物だから、毎日、手入れをしなくてはいけない。めちゃめちゃ広いファームに、何を、どこに、どの花を植えるか、咲いたときのイメージを想像など、緻密な計画をして運営されている。
紫竹ガーデンの紫竹おばあちゃん。御年94歳。旦那様を亡くした失意の際に、幸せいっぱいの場所を作ろうと思い、63歳で始めたそうです。ヤバい、すごすぎる。
お二人とも、あまり話さないけど、生き方に心打たれました。本当に、自分のしたいことに、全力で取り組んでいる。花は生き物だから、思うようにはいかないと思うし、北海道の冬の厳しさも、花を育てるのには難しいと思うけど。花を愛して、育てている姿に感動しました。
二人を見て、年齢も何も関係ない、好きなことを、一生懸命しよう。そんな気持ちになりました。
北海道ガーデン街道、上野ファームと紫竹ガーデン、行きたい場所になりました。