第99話 親子丼。
今日の晩ごはんは、親子丼。
珍しく今日仕事だった奥さんを迎えに。
帰ってから、私が作った。
親子丼を作ったといっても、ちょっとどんぶりの素で作った親子丼。
昔、学生時代、4年間の寮生活でよく作った。
あの頃は、1食お米3合〜4合くらい食べてた。
自炊もよくした。
ちょっとどんぶりの親子丼や、カツ丼、ちょっと雑炊もよく食べた。
あの頃は、質より圧倒的に量。
恐ろしいカロリー摂取だったと思う。
でも、それ以上に消費カロリーも凄かった。
そんなこんなで、簡単な食事くらいはできる。
私が作った親子丼。
奥さんは、喜んでくれた。
前に奥さんが、夕飯の献立メニューが毎日の1番のストレスだと言っていた。
確かに、毎日毎日、面倒くさいし、考えること自体イヤなこともわかる気がする。
でも、たまにピンチヒッターで、私が作ると、居酒屋メニューになってしまう。
冷奴、枝豆、肉の炒めもの、冷凍うどん、焼売、たこ焼きetc。
奥さんは全く酒が飲めないが、娘は、私の居酒屋メニューを美味しそうに食べているところをみると、イケる口かもしれない。
たまに作る居酒屋メニューは、受けがいい。
たまにと言うのが、いいのかもしれない。
親子丼は、焼き海苔と、ネギで、彩りをくわえて、なかなか美味しそう。
しじみの味噌汁を加えて、バッチシ。
今の時代、男の必要なスキルは、ご飯をササッと作れるスキルだと思う。
コンビニやスーパーに行くと、簡単に調理ができる食材が多い。
老後、自分の好きなものを作って食べれるはずだ。
高齢者の人が、毎日3度のおんさんどんが、かなりストレスだと言ってるのをよく聞く。
夫婦の老後は貯金よりも、夫婦それぞれの自立した生活スタイルとそれぞれのスキルが必要だと感じる。
老後も含め、スキルを高めるために、いろんなもの作ってみようと思う。
今日は、自分が作った親子丼を、美味しそうに食べてる奥さんを見て、幸せだった。
明日も、なんか作ろう。