第235話　憧れ

出張から無事帰宅。

ホテルも悪くはないけど、やっぱり自宅はいい。

身も心も、ほっとできる。

でも、今日は悲しい出来事が。

昼にネットでみた悲報。

私がずっーと憧れていた、柔道金メダリストの、突然の悲報。

見た瞬間、正直目を疑った。

あんなに強い人が亡くなるわけがない。

信じることが、できなかった。

柔道をしていた同世代や、多くの世代の人もきっと憧れていたと思う。

私自身、ずっーとあんな一本背負いをしたいと練習してた。

日本のお家芸とも言える柔道。

長い歴史の中でも、おそらくあの一本背負投げは、一番だと思う。

今も、ユーチューブとかでも見れる。

あの技の美しさは、時がとまる。

青春時代が蘇る。

何度も何度も、練習した。

試合中、失敗して、頚椎を痛めて、動けなくなったこともあった。

それでも、憧れ続けて、練習した。

あんなに強い人なのに。

残念でならない。

まだ信じられない。

でも、今もこれからも、憧れは変わらない。

ご冥福をお祈り申し上げます。

人の命は、いつ終えるか、誰にもわからない。

自分の命も、いつ終えるか、わからない。

残された時間を、意識して、毎日を過ごしたい。

私の人生は、なるべくなら、楽しく、笑顔で生きたい。

そう思う。