夫が専業主夫になったいきさつ
夫は大学のサークルの後輩で、大学を卒業しても就職せずにふらふらしていました。
私の方が先に就職しましたが「自分の食い扶持を稼げれば、パートナーが無職だろうとなんだろうと特に気にならない」というスタンスだったので、彼がふらふらしていても、好きなように過ごしてもらっていました。
彼の財政状況がひっ迫してきたかなぁというタイミングで、数十万円をポンと渡していました。
彼にはバイトだなんだとバタバタして欲しくなく、のんびり過ごして欲しかったからです。
そんな感じで「就職している私」と「無職のパートナー」という時期が数年続いたのですが、私には1つ不満がありました。
彼の借りていたボロアパート代を、私が支払っていることにメリットを感じなかったのです。
決定打は、彼のアパートが更新時期に差し掛かったことでした。
そこで私は、
「もうあのボロアパートに一円も払いたくない!私の職場に社宅の申し込みをしてくる!」
と宣言し、
「というわけで、結婚だね!」
と、一方的に結婚を決めました。
そうして結婚式も指輪も全くなしの結婚生活がスタートしました。
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