東京15区・神奈川8区と衆院選の幕開け
10月9日、ついに衆議院が解散された。石破茂首相は「日本創生解散」と銘打ち、自公での過半数を目指す構え、一方の野党は「裏金隠し解散」などと批判し、自公過半数割れによる政権交代を目指す構図となった。
私は解散翌日の昨日、国民民主党の玉木雄一郎代表の演説を水道橋駅前で。そしてそのまま横浜・青葉区の青葉公会堂へ、神奈川8区の自由民主党・三谷英弘衆議院議員の総決起集会に足を運んだ。また、今日はホテルイースト東京21で行われた東京15区の自由民主党・大空こうき支部長の就任報告を兼ねた自民党江東総支部臨時大会に向かった。
昨日の国民民主党の玉木代表は自民党の裏金、政治資金の問題に「いよいよいい加減にしてくれ」と憤りを爆発させた。また、収入103万円の壁を取り払うことも宣言した。
そして、三谷英弘議員の総決起集会には自民党副総裁の菅義偉元総理、そして少子化担当大臣の三原じゅん子参議院議員も応援弁士に立ち、500人を越える支援者が集まっていた。最初に演説に立った三原大臣は「三谷さんには三度目の正直で小選挙区当選を目指してもらいたい。」と述べ、これまでともにやってきた実績を強調。菅副総裁も「あまり人を誉めることはないが、(三谷氏は)将来総理を目指してもらいたい。」と太鼓判を押した。また、「総理になった私と違う点は選挙に弱いところ。」と冗談を交えながら支持を訴えた。三谷氏もこれまでやってきたことをバネに「圧倒的!政策実現力」をキャッチコピーとしながら三度目の神奈川8区で初の小選挙区勝利を勝ち取らせてほしいと力説した。
そして今日、大空こうき支部長の演説。応援弁士には主催した山崎一輝前都議をはじめ、加藤勝信財務大臣、大久保朋果江東区長も出席した。加藤大臣は「菅内閣の時に孤独・孤立担当大臣を作ってくれというところから始まった関係。」と紹介したうえで「東京15区から新時代を切り開いてくれる。」と太鼓判を押した。また、大久保区長も「自公政権として、国政に大空さんを押し上げてほしい。」と意気込んだ。また、公明党都議、自民党区議会議長、山崎前都議の挨拶の後、登壇した大空支部長は「東京15区、さまざまな不祥事があったが自公連立政権でしか江東区は、東京都は、日本はよくならない。」としたうえで「孤独孤立対策をはじめ、様々な問題にしっかりと取り組む。」とした。
私は大空さんの演説を聞いて非常に感動したし、こういう若者世代がもっと積極的に手を上げ、そしてそういう議員が国政でも地方自治体の議会でも、様々な場所で増えていくことを期待したいし、その一翼を、いつかは私自身も担えるようになればと、よく実感した。
明日からの三連休が明ければいよいよ衆院選が告示となる。私も可能な限り、時間を許す限り様々な演説を巡ろうと思う。様々な候補者の、あるいは政党の公約を見て、街宣や演説を聞いて、はじめての有権者となるわけだが、日本の未来を「この政党なら、この候補なら託せる。」と自信を持って推せるような、選挙区なら候補、比例区なら政党に計2票を投じられればと思う。