祝・新作発表記念 ー首都高バトルの思い出を振り返ってみたー Part.5 「首都高バトルZERO ドレスアップカーコンテスト」
※BBB様の「ドレスアップコンテスト」に関する動画を掲載させて頂きました。今回の記事に際しても参考にさせて頂いておりますので、皆様もぜひご覧ください。
本来であれば、次作に当たる首都高バトル01に関する記事を公開する予定であったのだが、首都高バトルZEROの記事の公開に当たり、「衝撃のホワイトドッグ」関連でも触れさせては頂いたのだが、改めてドレスアップコンテストについて回想してみようと思う。
ドレスアップコンテストの概要については、上記のBBBさんの動画でも簡潔にご説明頂いているので、こちらでは簡潔に説明させて頂きたいが…約1か月ほどの作品募集期間を経て、参加者も含めた一般投票とスタッフ審査で各受賞作品が決定する、オンライン上で開催された公式のイベントである。自身も勿論、「衝撃の13歳」として、ホンダ・アコードユーロRで参加しており、残念ながら受賞は叶わなかったものの、自身が20年後に記事を執筆するきっかけにもなったイベントなので、今も企画を実現して下さったスタッフの皆様には感謝の気持ちが非常に強い。
カラーリングや、後の「01」での通り名「ホワイトドッグ」を採用した意図や伏線も含め、イメージ的には「羊の皮を被ったオオカミ」や「いぶし銀」に近いのだろうが、実を言うと「本場のアメリカ人が好みそうな、国内専用モデルを用いたJDMスタイル」を意識して組み上げたのだろうと、今更ながらに当時の中学2年生のセンスやポリシーを邪推していたりする…あるいは、アコードユーロRという、あえてUS専売モデルのソレではなく、非常にマニアックで玄人好みの車種の選択にも、何かひと手間加えたがるような自身の天邪鬼な姿勢も、十二分に感じられしまう…(笑)
「次作におけるライバルとしての登場権」という参加賞とは別に、当時は入賞者(審査員特別賞も含め)に対して「元気株式会社 オリジナルジャンバー」をプレゼントする形であったと記憶しているが、あれは粋な計らいであったのだろうか、別の理由があったのか…入賞圏外であった自身にも、該当の賞品が届いたのである。現在も大切に保管させて頂いており、いずれ首都高バトル関連のオフ会等に参加させて頂く際には、ぜひ現物を披露させて頂きたいと思っている。
ドレスアップコンテストの開催のきっかけは、恐らく当時開設されていた首都高バトル掲示板でのリクエストが発端であったと記憶しているが、いずれにせよ当時のゲームに絡めた企画としては、非常に画期的であったことは間違いない。現在では多くの競合作品における幅広いカスタムの実現する環境故に、改めて首都高バトルというシリーズを通じてコンテストが開催されるのかは分からないが…個人的には、次作においても実現して頂きたい限りである。やはり、首都高バトルというゲームを通じたイベント、への思い入れも強いので…。
余談として、自身と当時交流させて頂いていたドレコン参加者の皆様についても、下記にて簡潔に触れていきたい。
※当時の参加者の方の作品につきましても、上記のBBBさんの動画にて再現して頂いておりますので、併せてご覧いただければと思います。また、ドレコン参加時のエントリーネームと異なるHNで交流させて頂いた方につきましても、ぜひコメント等頂ければ大変有難いです。
〇「15歳の86乗り」さん
AE86シリーズをこよなく愛された、自身より1歳上のユーザーの方。自身とは首都高バトル掲示板を通じて知り合い親交を深める。同世代の中では、いち早くご自身のホームページを開設されていて、そのHP内で解説されていた掲示板は、そうした年の近いユーザー同士の憩いの場として数多の交流が盛んにおこなわれていた。HPでのユニークな「文字によるゲーム進行報告企画」は、今日のゲーム実況の先駆けのような形で、ユーザーの間でも大変に盛り上がっていた。
ドレコンには「日産・スカイラインGT-R(R34)」で参加されており、01では現在のハンドルネーム(BBBさんの動画のコメント欄にもいらっしゃいます!)でもある「魅惑のマジシャン(現在のHNとしても用いられている)」として登場されている。3スポークのホイールが非常に印象的で、自身もゲーム内ではよく着用していたので非常に懐かしい…。
〇「ミストラル」さん
同じく、首都高バトル掲示板にて交流させて頂き、ご自身もHPを運営されていた方。ミストラル、というハンドルネームが示唆する通り、当時は日産ミストラル(四駆車)を所有されており、お写真も掲載されていた。後に「師匠」と慕われた、後述のpouさんと共に「Team MSR」を結成されるのだが、「01」においては、「ミストラル」さんとのバトルでのピンチに駆けつける演出も含め、その師弟関係が見事に再現されている。
ドレコンには「R32スカイラインGT-R」で参加されており、車種自体の魅力を最大限生かした、シンプルなエアロパーツの組み合わせもさることながら、色のチョイスがレイトンハウスを彷彿とさせるものがあり、今眺めても非常に味わい深い。
〇「pou」さん
ご自身のHPに併設の掲示板にも遊びに来てくださり、上記のミストラルさんとは特に親交の深かった方。レースゲームでの実力が高く、自身のホームページで開催したグランツーリスモ3でのタイムアタック大会では、(自身を除いて)数多くの実力派の参加者の方を抑えて優勝されるほどであった。
(BBBさんの動画でも触れられている通り)「01」では「中嶋虎之助」という、90年代のモータースポーツをリアルタイムで眺めていた方には懐かしい、粋なシャレの効いた「仮実名」で登場されている。
ドレコンでは往年の「RX-7」で参加されているが、ミストラルさん同様に、車種の持つ元来の魅力を殺さないエアロチョイスに、大人の渋みと粋を感じてしまう。
〇「FDともさん」
記憶違いかもしれないのだが、当時ドリームキャストを通じてネットの世界に参加されていた方、であったはず…。自身のHP内の掲示板にも、頻繁に足を運んでくださっていた。上記のMSRのお二方とも頻繁に交流されていて、ご自身もHPを(DC経由で)運営・更新されていた。首都高バトルオンラインのテスター募集の際には、「PC未所有」であったが故に参加が叶わず落胆されていたのも、ひっそり自身の記憶に残っていたりする。
HNの通り、ドレコンには「FD型RX-7」で参加されている。ボディのみならず、ホイールにも施される赤と黄色のコントラストがインパクト抜群である。
〇「@TFR」に関して
以前の「ホワイトドッグ」に関する記事では、自身との関連を中々思い出せなかったものの、実は自信が管理していたHPのリンクに、チーム及び一部メンバーの方が故人で運営されるHPのリンクを掲載させて頂いていたので、恐らく数名の方とは交流させて頂いていたはずである。
※メンバーの1人であり、後にMSRにも所属あるいは、実質的に移籍されていたと思われる、EICさんのHPは掲載させて頂いていたようで、自身の掲示板にも頻繁に遊びに来て頂いておりました。
〇「TAKA」さん
デザイナー賞受賞者の方。実は昨年「衝撃のホワイトドッグ」絡みの記事をご覧いただき、受賞車両を作成されたご本人様より、SNSを通じてご連絡をいただいた。自身とも首都高バトル掲示板にて何度か交流させて頂いていたと、併せてご一報頂いている。
※「たこやき一番星」さん、「TEN」さんのお二方については、恐らくハンドルネームを変更された後に交流させて頂いたような記憶もあるのですが、現時点でご本人であると断定できる要素や記憶が乏しい故に、今回は割愛させて頂きたいと思います。改めて、「衝撃の1〇歳」をご存知の当時のユーザーの皆様、ぜひコメント等を頂ければ大変有難いです!