グラビア・モデル業に携わる女性たちに、男性として敬意を表したい
こちらの記事では詳細や批判は割愛するので、事の顛末については、表現の自由が極めて危機にさらされている点も含めて、丁寧に纏めてくださっている徳重龍徳さんが執筆された記事をご参照頂きたい。
まず、この場を借りて、私がいち男性として声を大にして皆様に伝えたいことがある。
「グラビア・モデルという職業に携わる女性たちは、非常に聡明であり知的であり、何より表現の自由を根本的に尊重する、リベラル精神に最も忠実な方々であり、現代までに引き継がれる本当の意味でのフェミニズムを体現する方々である」
正直言って、男性として多くの声が女性たちから挙がっていることに、率直に深く感動している。この国の女性の中に、リベラル的な良心が確認できることは、何事にも代えがたい希望である。男性として、改めて深く感謝と敬意を表したい。
近年の表現の自由を侵害する界隈による排斥の中で感じることとして、我が国の表現者であり女性たるモデルの方々や、その活動を守る方々が、いかに市民社会におけるリベラルな精神の重要性を理解し、同時にフェミニズムを体現されている鏡のような存在であることを、結果的に我々のような一般市民が深く理解する契機になっているということだ。その意味で、女性の活躍する社会を我々が改めてリベラルの精神をもって、断固として守らなければならないという意思を確認し合わなければならないのだが、それは今後も変わることはないだろうし、変わるべきではないとも思う。
ちなみに、個人的な意見や批判はこの記事では割愛の上、改めて公開の可否は別として…執筆にとりかかろうとも思ってはいるのだが、これだけは必ず伝えなければならないと思うので、それでこの記事を締めくくろうと思う。
「行政と政治の指示の下でしか動くことのできない指定管理業者に、独断で民間との契約を破棄することなどできるはずがない」
自分は図書館を通じて、指定管理業者に契約社員として働いていた過去がある。管理や運営の面では、ある程度の自主性は認められてはいるが、指定管理業者との直接契約では難しいイベントなども含め、基本的には必ず行政や政治の意思は諸々の決定にも含まれてくることは絶対に避けられない。特に、今回のような大規模なイベントとなれば、どう考えても指定管理の独断で契約を進めることも、あるいは契約を破棄すること自体も極めて難しいことは凡そに察しが付くのだ、何しろ多額の税金が動くのだから。それが法令に基づくものなんか、あるいは暗黙の業界ルールの中での話かどうかは別としても。
詳しい法律を知るわけではないので、どこに責任の所在が発生し、誰が無責任な態度で丸投げを図ろうとしているのか、ということについては割愛させてもらうが、指定管理業者の立場が行政と政治の中では限定的であるということは、ご理解いただければありがたい。