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20250117_賞を狙うということ
こんにちは。
先輩の作家さんのお話やダールグレンラジオを拝聴する中で、
各種の賞へ応募する、獲りに行く、といった話題を伺っていると、
小説を書いている方々にとって、公募に出す、エントリーする、というのは、朝起きたら歯を磨くレベルで当たり前のこと、なのかな……?!
と、今更ながら感じております。
今週火曜に締切りだった創元SF短編賞にも、投稿された方が少なからずおられたようです。皆さま、お疲れさまです、、!
生姜は今回、スケジュール的に厳しそうだと思い、投稿しておりません。
しかし、実は今回、生姜が初稿を拝読して、"これは面白い、少なくとも生姜自身はこの作品が好き!もっと沢山の人に読んでほしい!!"と思った作品があり、無事に投稿されたとの報を受けております。自分の作品ではないのですが、多くの方々の目に留まるよう、念じているところです。
本の賞って本当に沢山あるんですね。(積読チャンネルより)
本の賞、無限に紹介します。#85
これまでに創作講座で提出したものの改稿も、そうでないものも、
各種の賞の応募規定をにらみながら一歩一歩、応募して参ります。
新川帆立さんがXで村山由佳さんのPRIZEについて言及されていたのですが、
取り急ぎ、先ずはインタビュー記事、拝読していて面白かったです。
村山由佳さん「PRIZE」インタビュー 直木賞を受賞しても、本屋大賞が欲しい。「果てのない承認欲求こそ小説の源」 |好書好日
あと、昨日のNHKラジオでの三島由紀夫についての話が面白すぎたので
100歳になる三島由紀夫 (3)20歳、戦後の出発 - カルチャーラジオ 文学の世界 - NHK
色々と関連する記事を見ていた中で、三宅 香帆さんの記事が面白かったので二つご紹介させて下さい。作家同士のこういったやり取りも、やり取りそのものが小説めいていて面白いなと思います。
(一つめ)"刺す。"とか、
(二つめ)"なあ、やっぱり好きなんだ"とか。
言われた側のリアクションを想像すると何とも言えない気持ちになります。
一つめの記事の芥川龍之介と川端康成が好きすぎるくだりはヤンデレかと思ったし、二つめの記事の、"なあ、やっぱり好きなんだ"は、生粋の人たらしってこういうこと……!と思いました。是非読んでみて下さい。
一つめ:
太宰治、川端康成を「刺す」と怒った"愛憎劇"の真相 日本文学界屈指のダメ男が物騒な手紙を送った背景 | 明日の仕事に役立つ 教養としての「名著」 | 東洋経済オンライン
二つめ:
三島由紀夫に「嫌い」と言われ、太宰治が「笑った」訳 対極にいるように見える2人の文豪の共通点 | 明日の仕事に役立つ 教養としての「名著」 | 東洋経済オンライン
上記二つの記事、三島由紀夫について調べていたはずがいつのまにか太宰治に搦め捕られてしまっているあたり、本当に、恐ろしい子……!!!という感じですが、話を三島由紀夫に戻すと、つい数日前に生誕100年だったのですね。
三島由紀夫生誕100年祭 – mishima100
個人的に、すごくさらっと読めるのに面白くて、長編はちょっと、、
といった方へもお勧めしたい作品はこちらです。是非。
『三島由紀夫レター教室』三島 由紀夫 | 筑摩書房
ここまで読んで下さり、ありがとうございます
今日は、私の暮らしているところは結構風が強いです。
どうぞ暖かくして、笑顔で元気に過ごして参りましょう。