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想い出の品って片付けるのが難しい。片付けについて考えさせられた話

私は昔、片づけが出来ない人間だった。

高校生までの自分は、本当に散らかし放題やっていて、散らかしすぎて母親から往復ビンタを食らった事がある。

そんな私が一気に変化したのは大学生になって一人暮らしをした時。
引っ越しの片づけがまだ終わらぬ深夜、出てきたのはムカデ。

もちろん、対応するのは私しかいない。
そして対応できるはずもなく・・・そのムカデは姿を消しました。
どこに消えた!?探しても見つからず、私はムカデにおびえながら、自分に毛布をぐるぐる巻きにしてその日は頑張って寝た。

この時の恐怖は、私の脳みその深いところまで刻み込まれています。
虫の対応が出来ないから、部屋を片付ける。
最初のきっかけはこれだったけれど、そこからは部屋が綺麗である状態をキープできるようになって、今では割と綺麗好きの人間が出来上がりました。

とはいえ、私はつい先日、ちょっと考えさせられる話を聞いた。
職場のおじちゃんの話。
このおじちゃん、先日叔母を亡くされてしまったそう。
その叔母さんは子供がいないという事で、おじちゃんが叔母さんの住んでいた部屋を片付ける事になったらしいんだけど、その片付けに難航しているとの事。。
叔母さんは片づけが出来ない人ではなかったみたいなんだけど、既に片付けに150万円かかっていると。やっぱり、人間、いつの間にか荷物が増えてしまうものなんだなと言っていました。

この話を聞いて、私は自分の部屋を想像する。
必要不可欠の大型家電は、正直どうしようもないけれど、生活している中でどんどん荷物って増えている物なのかな?と考えたとき、間違いなく、増えている。
というか、想い出が増えるにつれて、捨てられないものが増えている!と気づきました。

想い出の品の片づけ・整理・処分って難しくない?
私の場合、どこかに出かけたときのパンフレットの量がすごい多い。
いらないチラシや書類はすぐ捨てるくせに、こういうパンフレット類を本当に捨てる事が出来ないんです。

でもおじちゃんの話を聞いて、いつの間にかため込んでしまった物も少しづつ処分していかないと、大変な事になるなぁと、改めて思った。

さすがにすぐに死ぬ予定は今のところないけれど、想い出に対する片付けの方法を今のうちに確立しておかないと、今後例えば引っ越しとかあった時に絶対しんどい。

片付け方法を決めてしまえば楽だよな~と、今、想い出の品の片付け方法を模索中です。


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