肛門科へ行く勇気
痔に悩まされている人は、最終的にこじらせて、もう、医者に行くしかないのだろうか・・・と思い始める時期が来ます。
自力で治る人は、それで大丈夫です。
ネットで調べている人は、もしかしたら、結構長く苦しんでいて、たくさん情報を集めている人かもしれませんね。
私も、そんな時期があったので、「肛門科へ行く勇気」について書きますので、参考にしてくださいね。※真面目な記事です。
①肛門科に特に抵抗感のない人
早めに病院に行ってください。病院に行けば薬がもらえますし、保険が使えますから薬局で買うよりも安い値段でお薬をもらえます。
また、自分の痔が何痔か教えてもらえますし、先生からもアドバイスをもらえるでしょう。
②肛門科に抵抗感のある人
気持ちはわかります。病院に行くのは早いに越したことはないのは誰しもわかっているはず。それでも行きづらいですよね。
では、頑張って勇気を出して病院に早めに行けるように、私がご説明します。
1 (女性患者の場合)男性医師であっても心配しすぎる必要はない
私は女で、痔の状態が悪くなるたびに転勤の関係で5〜6箇所くらいの肛門科へ行きました。行かざるを得ない痛みや状況になったからです。男性の先生も女性の先生もいましたが、結果的には恥ずかしい思いよりも、行ってよかったという思いの方がいつも多かったです。
とはいえ、男性の医者のところには行きたくないと思うと思います。その気持ち、とっても良くわかります。私も選べるのであれば女医さんを選びたいです。でも、女医さんがおらず、そこしか行けないということもあるでしょう。でも、安心してください。
まず、医師側も余計な揉め事を作りたくないと思いますから、診察時は「必ず」看護師さんが付き添ってくださいます。ですから、医師と自分が一対一の状態でお尻を見られるという状況にはなりません。必ず看護師さんがおられますから、安心してください。診察時の姿勢を教えるためにも看護師さんは必ずいます。要は、看護師さんが見張ってくれていると考えても良いでしょう。逆に、万が一医者と一対一の状況になるのであれば、その病院はおかしいです。看護師さんはいないのか尋ねましょう。疑問をもったらすぐ帰った方がいいです。
ましてや男性でしたら、なんの心配もありません。
2 医者は毎日患部を見ているので特別な感情になることはない。
これは美容の高須クリニックの高須幹也さんがQ&Aコーナーでお話しされていましたが、例えば豊胸手術などあったとしても、しょっちゅうみるし、医学的に考えて仕事モードになっているのでそのような変な気持ちになることは全くないどころか、おそらく男性医師で女性器をしょっちゅう見たりする状況にある人は興奮しづらく、むしろ勃たなくなる病気になる方がよっぽど多いと思う、とおっしゃっていました。なので、診察中に変な風に思われることは少ないと考えましょう。万が一にもそう思ったとしても変なことできないよう看護師さんがいるわけです。
3 一応、先に予習をして、何をされるのか知っておくと緊張がほぐれます。
診察時、お尻を見せ、さらにお尻に肛門鏡という器具を入れてみてもらうことになります。
まず、見えない状況で下着を膝くらいまで下ろし、準備できたら看護師さんに補助されてタオルで隠されながら診察台に横になります。
横になるときの姿勢は、ちょうど体育座りのまま横向きになった姿勢です。両足を曲げて、横になり(背中を医者側に)診察台で寝ます。
そして、ここからは知っておかないとびっくりしますが、先生が手袋をして、肛門に指を入れます。オイルのような軟膏を塗ります。その後、金属の棒状の器具が入ります。少しひやっとします。これは、先生がお尻の中を目で見るために使う器具です。どこの肛門科に行っても絶対この診察の流れです。
そして、幹部に直接薬を塗って、終わりとなります。
もしもいぼ痔で中に入れた方が良い場合は、お医者さんがイボをお尻の中に入れ込むこともあります。
そして、下着を戻して、改めて座り直してからどういう状態か教えてくれます。
初めてされる時はびっくりしますので、知っておいた方が心の準備ができて良いでしょう。
病院は、早めに行った方がいいです。イメトレをして緊張をほぐしてから、お医者さんに行ってください。
また、病院は、最初に標榜しているのが専門だそうです。内科、小児科、肛門科であれば、内科が専門で、肛門科は3番目に得意、くらいで考えて良いでしょう。とはいえ、実は肛門科の診療はそこまで複雑でありませんから、気にしすぎる必要はありません。