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[欧州ポルトガル語発音]なぜfalá-loやdizê-loになるのか+発音ルールの復習

今回は、日本語の教科書にびしっと書かれていないような気がする内容について、授業で改めて習って納得したので、その勢いで書いております。

ポルトガル語の文章で、前に出てきた名詞を繰り返さないために、直接目的語の代名詞(o, a, os, as)を使うと思うのですが、動詞によってはその動詞を変形させる必要があると思います。

例えば、

Este Sakeをoに置き換えて、且つbeberのrを省略して、eをêにかえてbebê-loにすると。このルールは教科書にもちろんばっちり書いてありますね。けど、たまに間違えるのが、bebe-loの形が出てくるときです。そう、いつもbebê-loが正しいわけではないのですね。

例えば画像の→つけた例文。pagas a contaがpaga-laになり、bebes o leiteがbebe-loになりますと。

ふむふむ、じゃあ、どんなときにeにアクセントをつけるのだと。

この部分があんまり教科書に明記されてないんです。だって主題じゃない(このルールは発音のルールだからこのページで説明しない)から仕方ないわけです。
しかし、僕は単純なので、その発音ルールも明記されていないと理解できませんでした。。。そして本日もミスをしますと。。。

ということで発音ルールの復習です。
①ポルトガル単語では基本的に最後から2番目の母音にアクセントがありますね。例えば、festaであれば、eが強調して発音する場所になり、empregadoであれば、aが強調して発音する場所になりますと。
②もし①のルールにならないときは、アクセント記号を使ってそれを明示することになります。例えば、excercícioは後ろから3つ目の母音にアクセントを置くので、í になりますね。
③もちろん全部が全部①ではなくて、最後の文字がR、L、Z、N、X、I、IS、IM、U、US、UM、OMだと、最後の母音がアクセント箇所になりますと。なので、falarは2番目のaを強調しますし、assimはiを強調します。

この③のルールを抑えた上で、beberに戻るのですが、文字の最後がrなので、beberの2番目のeが強調される文字にあたります。このときに、直接目的語を後ろにとると、eがêにして、引き続きこの2番目のeが強調されることを示すわけです!

とするとです。例えば、Tu bebes este Sake.という例文を変形させるとき、bebesの語尾はsであり、③に該当せず①になるので、1番目のeが強調される(つまり発音記号なしで表記できる)形なので、sを削除するというルールに則って、Tu bebe-lo.でいいわけです!そう、2番目のeはアクセント記号つかないのです。

ポルトガル語ではアクセント記号をつけて文章を書くことに四苦八苦しておりますが、論理的なルールがあるので、とても助かります。日本語では使うことのないアクセント記号、しっかりルールを覚えて少しでもスペルミス・発音ミスがないようにこれからも気が付いたらメモしていこうと思います。

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