ポータブルバッテリーについて
ポータブルバッテリー
約4年前、Amazonでポータブルバッテリーを購入しました。
きっかけは台風による3日間の停電を経験したからです。
千葉県に住んでいますが、2019年の台風によって、
倒木が多数あり、電線を切ってしまい、約3日間の停電となりました。
夏の停電とのことで、寝ることもままならない状況でした。
まだポータブルバッテリーをもっていなかったので、
USBタイプの扇風機で何とかしのぎました。
その経験からポータブルバッテリーを購入しましたが、いいことなのか悪いことなのか使っておりません。その間にキャンプやバーベキュー等のイベントもありましたが、最近のキャンプサイトは電源完備なところも多く、使用する機会がなく、たまに電源を起動させて、充電が減っていないかを確認しています。
このポータブルバッテリーを何かに使えないか模索していますが、容量300Wh、定格300W(瞬間600W)という能力のため、扇風機を回したり、スマホを充電するくらいは可能ではあるのですが、電子レンジやオーブントースター等、大きい電力を使用するものは動かすことができず、中途半端なものを買ってしまいました。それでも、購入した当初はまず給湯器ですね。停電中も都市ガスの供給は止まりませんでしたが、給湯器を動作させるためには電気が必要なのです。しかも150Wほど消費電力があるため、停電をした場合にはお湯を使うことができないです。この給湯器をポータブルバッテリーから給電させることで、お湯を出せることを確認しました。
また、このような使い方も模索しました。それは、どこでも仕事場作戦です。ポータブルバッテリーを持って、どこか公園にでも行って、ノートパソコンやサブディスプレイへの給電も可能で、夏であれば扇風機や保冷庫、冬であれば電気毛布を持ち出して好きな場所で仕事ができます。ただし、私はリモートワークができる環境ではないため、実現はできていません。。あとは、外で仕事をすると捗るのでしょうかね。わかりません。
もしくは、ポータブルバッテリーをフルに使うことを考えたとき、夜間の照明やスマホへの充電、扇風機等をすべてポータブルバッテリーからの給電のみにするという縛りです。冷蔵庫は普通にコンセントから給電ですが、それ以外の照明はポータブルバッテリーからになるので、かなり家の中が暗くなるでしょうね。そこまでやって、夜間に300Whほど節電することができるとしたら、0.3kWh×40円/kWh=12円。×30日=360円となります。
停電の際に分かったのが、電気がないと何もできないと痛感しました。特に停電中の夏の暑さは非常に厳しかったので、日中どれだけ氷や保冷剤を作れるかになります。冷蔵庫の中の保冷や就寝中のサポートのためです。私の家の冷蔵庫の定格消費電力は191Wなので、ポータブルバッテリーで動かすことができます。ただし、1.5時間ほどで電源が切れます。また、昼間はソーラーのおかげで冷蔵庫を稼働させることができますが、夜間は全く役にはたちません。
私の経験からは、数十年に一度の数日間の停電を想定して中途半端な容量のポータブル電源を購入することはおススメをしませんが、電気のありがたみをわかるためには、ポータブルバッテリーだけで生活をしてみるのも良い教育材料になるのかなと思います。ソーラーパネルを使ってポータブルバッテリーに充電して、夜はその充電された電力のみを使う。そのような生活を通して何を得るのか、もしかしたら都会に住むより田舎の土地が広いところで、自給自足の生活を目指す人が増えるかもしれませんね。水も井戸ではなく、何台か除湿器を使って気中から集めれば、10L/日くらいは何とかなるかな。湯船は厳しいかも。話が脱線しましたが、私も行く行くはポータブルバッテリーではなく、10kWhくらいの大容量蓄電池を設置できるように頑張りたいです。まだ高すぎます。50~60万円くらいが理想です。