直近2023年の電気代の比較と2024年8月の電気代について予想
直近の電気代の比較と2024年8月の電気代について予想
note使わせてもらいながら、頭の中の整理をさせてもらいます。
長文のわりに、2024年8月の電気代を予想しているだけとなります。
まずは、直近の電気代を昨年の電気代と比較してみました。
2024年1月 373kWh 10583円 2023年1月 406kWh 17311円
2024年2月 396kWh 11256円 2023年2月 377kWh 13469円
2024年3月 310kWh 8950円 2023年3月 274kWh 9543円
2024年4月 286kWh 8332円 2023年4月 290kWh 9624円
こう並べてみると、
1月は6728円の差
2月は2213円の差
3月は593円の差
4月は1292円の差
いずれも電気代は今年2024年の方が安くなっています。
この原因として、
2023年1月は、燃料調整額が1kWhあたり12.99円、再エネ発電賦課金も1kWhあたり3.45円となっており、
使用した電気量の406kWhにかけてあげると、
それぞれ、燃料調整額だけで5273円、再エネ発電賦課金で1400円かかっていました。
対して、2024年1月は、燃料調整額が1kWhあたり-9.65円となっており、
電気代から使用量の373kWhをかけた金額の3599円が値引きされ、
再エネ発電賦課金も1kWhあたり1.4円と低く設定されていたことから、
再エネ発電賦課金は522円となり、結果的に2023年と比べると電気代は大幅に安くなりました。
燃料調整費が-9.65円となっていた理由は、火力発電の発電に使用する燃料を輸入するコストが想定金額よりも低かったこと、また政府支援の電気・ガス価格激変緩和対策事業により、国が電気会社を補助金を出すことで、1kWhあたり-3.5円分、燃料調整費を低く設定されていました。
2023年1月と2024年1月を比較すると、
燃料調整額 5273円-(-3599円)=8872円の差
再エネ発電賦課金 1400円-522円=828円
計 9700円の差
となります。
実際の電気料金の差が6728円にしかならないのは、
電力量料金の単価が上がっているためです。
電力量料金の単価は契約している電気会社にもよりますが、
2023年1月の3段階目(300kWh超)の電力量単価は、25.71円
2024年1月の3段階目(300kWh超)の電力量単価は、35.99円
と1kWhあたり、10.28円も値上がりしています。
このことが燃料調整額と再エネ発電賦課金を合わせた差ほど、
電気料金の差が埋まらない原因となります。
今年1月は燃料調整額が-9.65円となっていましたが、
4月は-9.21円、5月は-9.14円と段々とマイナスの額が減っていっており、2024年6月から1kWhあたり-3.5円の政府支援もなくなることで、燃料調整費は-5円程度にまで減ってしまうと考えられます。
また、2024年5月から再エネ発電賦課金も1kWhあたり3.49円と2023年と同水準にまで戻ってしまいます。
このことから、2024夏および冬には、さらに電気代が高くなっていくことが予想されます。
夏や冬はどうしてもエアコンを使用するため、電気使用量が増えてしまいます。
2024年1月と同程度の電気を使用したとすると、2024年8月の予想金額は、
2024年1月 373kWh 10583円
2024年8月 373kWh 10583円+(燃料調整費の差4.65円×373kWh=1734円)+(再エネ発電賦課金の差2.09円×373kWh=779円)=13096円
※燃料調整費は予想金額となります。
となりました。2500円ほど上がってしまう見通しです。
夏に2500円の電気代上昇分をカバーするため、今から何かできることはないか考えていく必要があると思います。昔の日本みたいに扇風機やうちわでしのげる気温であればよいのですが。。南側のベランダ下にサンシェードつけてみたり、ゴーヤを植えてグリーンカーテンに育ててみる等、今できることからやってみたいと思います。冬はなかなか対策が難しいですが、冬物が安くなっているこの時期に対策グッズを購入するのも手かもしれません。こたつとか毛布とかですかね。もうさすがに売っていないかな。。
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