![スクリーンショット__3_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6472423/rectangle_large_84b40030096e93b0de60e0f70e552913.jpg?width=1200)
レディプレイヤーワンを観た
晴れの国の大学生、ワタナベショウトです。
レディプレイヤーワンを観た感想をnoteにまとめます。 ネタバレ有るので注意です。
内容
・キッカケ
・イントロ
・パロディについて
・キャラついて
・ストーリーについて
・ほかに言いたいこと
・最後に
キッカケ
この映画を見ようと思ったキッカケは「トレーサー」だ。
その「トレーサー」とは僕の大好きなゲーム「Overwatch」のキャラだ。
動画サイトでトレーラーをみたときサムネイルに彼女は居た・・・
え!?トレーサー出るの!?
と声に出してしまったのを覚えている。。動機はそれだけ。それだけで観たのが最後
観てよかった・・・
イントロ
映画が始まり、世界観の設定を主人公のウェイド君がナレーションする。 その時点で僕はもうドキドキ、ワクワクした。 ありそう!実際にこうなりそう!と思ったからです。廃材を置いただけみたいな荒廃した集合住宅にはオアシスに魅了された人々がたくさん居たのが印象的だった・・・ボクシングおばさん、ポールダンスのひと・・・etc 狭い部屋の中にそれぞれの世界があることにとてもワクワクした。 そして、その冒頭場面で架空のゲームの説明がうまい! と思った。 オアシスは映画の中にしかないゲームであるのに 様々なアバターがあり、ゲーム内通貨がリアルマネーに関与していて、様々なゲームが体験できるという主軸が映像とナレーション説明で十分感じ取れた。
パロディについて
この映画には色々なパロディが出てくる。ここには書ききれないほど、沢山出てくる。もはやパロディと言えるのか混乱するくらい忠実に出てくる。 キャラも沢山でてくる。トレーサーも。 トレーサーめっちゃ出ますやん・・ 素早いキャラだから一瞬だと思ってたよ・・ という感じで、登場する様々な作品のファンの期待に応えている この映画すごい・・・。 沢山のキャラやパロディが登場する作品の多くは、1つ1つが薄くて満足感の足りないものになりがちだが、レディプレイヤーワンはそうじゃなかった。次々に登場するキャラやメカに気づくたびにアハ体験をして、同時に「オアシスすげぇ・・オアシスやりたい・・・」とレディプレイヤーワンの世界観にも惹かれた。 何より!!出てくるキャラのチョイスが良い!!アイアンジャイアントて!
キャラについて
レディプレイヤーワンのキャラは、数多く登場する異世界のキャラに負けない個性があると思いました。主人公たちが現実で会う前の会話の中に、そのキャラが現実ではどんな人物なのかを匂わせていたり・・・。 そういった「匂わせ」はエイチの発言に大きく表れていた気がする。アルテミスに恋をしたパーシヴァルに説教をするエイチは実は女の子ですこしやきもちをしていたのではないかとか、「シャイニング」のシーンでは大柄なアバターには似合わず臆病で怖がりな感じの違和感などが、現実で出会ったシーンに繋がって、なるほどね!!と感じた。個人的にはオフ会あるあるみたいで面白かった。多くは直接的に表現されてないけど、「こういうことなのかな~」とキャラの背景についての推測も含めて楽しめる映画だった。ショウ君(ゾウくん)に至っては本当にかわいらしかった。思春期特有の女性抵抗だったり、自分の年齢を気にするところだったり、シャイニングを指の隙間から見てたところだったりとにかく可愛かった。ほかのキャラにもたくさん語りたいことがあるのがこの項目だけ異様に長くなってしまうのでこれだけにしておく。とにかくキャラが生きていた!
ストーリーについて
ストーリーの展開は本当に飽きるシーンがなかった。莫大な富を得られるチャレンジに参加する登場人物たちそれぞれに共感し、納得できた。 個人的に好きだったのは最後のカギの件とコンテニューコイン。ゲームをただクリアするのではなく、作者の遊び心をみつけるようにプレイするのがキーへの道というのが面白かった。僕自身もよく、ゲームの趣旨にそわない部分を楽しんでしまうことがあるので共感もできた。FPSゲームのマップに設置してある小道具だったり、当たり判定だったりをつい探してしまう。コンテニューコインについてはとても日本のゲームっぽいなと感じた。謎解きの過程、クリアの様子、オアシスとリアルの状況変化を次々につないでいくストーリーに僕は映画の終了直後こう感じた。
「あれ?僕いまオアシスプレイしてた?」
つまり映画を客観的に見たというより、劇中に登場したほかのオアシスプレイヤーのように、一緒にその世界に入り込んでいた。
ほかに言いたいこと
作中に登場したパロディやキャラでわかったものはわかったし、見た後にパンフレットを見て「え!?どこに出てた!?」となったのもある。最終決戦の場面なんて、すべてのキャラをみるに二つの目玉と一つの脳みそじゃ足りなかった。 ヒスイの鍵攻略時に登場する亡霊のダンスフロアはハリデーのゲームが元だと言っていたが僕は個人的に東京ディズニーランドにあるホーンテッドマンションかと思った。 この映画をみたひとはきっと同じことを考えると思うが、帰り道はずっと「僕ならどんなアバターでどんなことするだろ・・・」と考えていた。 シャイニングの館の再限度や集合写真の使い方、アイアンジャイアントやトレーサーなどの他作品の動きから監督のリスペクトを大きく感じた。余談ですがドルビーアトモス音声で感激できてとてもよかったです。
最後に
初めてのnote記事で勢いにまかせて書いた記事を最後まで読んでくれてありがとうございます。正直あれもこれも・・・と映画を思い返して語りたいところはたくさんあって、おそらくこの記事を書き終えたあとも「あ、あそこもいいよなあ」と思い出すと思います。なにより、映画を見てから一週間経った今でも色んなシーンを鮮明に思い出し、ここがどうだ、あそこがああだと感想を言えるのがこの映画のすごいところだと思います。もう一度彼らと冒険したい、オアシスに行きたい、と思える映画でした。
DVDを絶対買いたい、買うぞ。
読んでくれてありがとうございました。