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岐阜聖徳生の軌跡⑨教員・公務員編 平光 菜生さん
教員・公務員の採用試験を受験し、合格した学生から、大学生活、就職活動、卒業後の生活への期待感などを語ってもらいました。4年間の岐阜聖徳での学びを後輩に伝えていきます。
教育学部学校教育課程保育専修 岐阜県立加納高等学校出身 岐阜市公務員(保育士)合格 平光 菜生さん
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笑顔で子どもたちに接し、子どもにも保護者にも信頼される保育士を目指します。
岐阜聖徳学園大学は数多くの実習があり、現場での経験により学びを積み重ねることができる大学です。実習や現場でしか得られない学びがあるプログラムがあります。
2年生では保育所と施設(乳児院)での2週間、3年生では幼稚園と小学校で1ヶ月の実習。4年生では施設(児童養護施設)で2週間。さまざまな現場で子どもたちと関わり、子どもとの対応を学ぶだけではなく、保育者がどのような目線で、どのような意図をもって保育をしているのかについて学ぶことができました。
実習に行って実際に関わることでしか得られないものもたくさんあります。講義で「幼小連携」について学びました。私は教育実習で小学校の1年生のクラスと幼稚園の年長児のクラスを担当させていただきました。年齢は1歳しか離れてないのに、子どもの発達段階の違い、それぞれにあった学びの環境にふれ、講義の内容と現場が結びつきました。こうして実際に子どもたちや保育者と関わることで自分がやりたいことは保育だと実感したのです。
就職活動の中では、面接練習に苦労しました。幼いころから笑顔が私のアピールポイントでしたので、笑顔を意識し、それをひとつの強みとしていきました。苦手意識のあった面接ですが、一緒に採用試験を受ける仲間や就職課の方々に相談し、繰り返し練習しました。試験当日は、面接官から「笑顔が素敵ですね。」と言っていただけ、自信をもって受け応えをし、納得する面接ができました。
卒業後は、子どもにも保護者にも信頼される保育士を目指していきます。