第65回日本選手権(25m)平泳ぎで8位入賞した、本学職員の朝日菜月選手の素顔に迫りました!
2023.11.1
2023年3月に本学を卒業後、今年度から本学職員として勤務し、選手として、水泳部コーチとして日々研鑽する朝日菜月さんの素顔に迫りました。10月21日(土)に開催された「第65回日本選手権(25m) (平泳ぎ)」では8位に見事入賞しました。
水泳を始めたきっかけはなにでしたか
私が水泳を始めたのは、幼稚園の年少の時からです。兄の影響がありました。当時は、水に顔をつけるのも嫌でプールサイドでは泣いていた記憶があります。しかし、負けず嫌いだったので練習を積み重ね、年長の時にはバタフライを泳いでいました。
社会人になってからどのように練習が変わりましたか
練習では学生と一緒に、2時間から2時間半で、5,000mくらい泳いでいます。学生時代は、平日にできていたトレーニングやケアを週末にするようにしていて、時間の使い方が変化しました。 また、水泳は繊細な競技で、自分にあった動きができないと速く泳げないので、トレーナーさんと体の使い方や動きを確認しながら練習を重ねています。 振り返ってみると、日本選手権には大学1年生から出場していて、当時は「良い記録をとりたい」と漠然と思っていました。「東京へ行くのが楽しみ(笑)」といった軽い気持ちもありました。ただ、3年生、4年生とあたりまえに日本選手権やジャパンオープンに常に出場できるようになっていくと「自分の記録を超えていく」「より上を目指す」という気持ちへと変わっていきました。 また、大会では今井月選手などの同世代で有名な選手とお会いすることもあり、刺激を受けています。
現在所属している、教職支援課での仕事内容について聞かせてください
私が勤務する教職支援課では、主に教員採用試験に関わる学生のサポートをしています。実習が終わった3年生や教員採用試験にむけての4年生と関わることが多いです。 事務職員として、先生方のサポートや教員採用試験対策のための講座等の案内や申込受付、受講者の名簿表作成などを行っています。一つ一つの業務が「将来の教員になる人を支援する重要な仕事」と思い、精力的に取り組んでいます。窓口対応や水泳部での指導、来室学生と話す時には、話ながらその学生の個性を知るように努力し、その学生にあった話し方を意識しています。
水泳部の学生への指導について考えていることはありますか
水泳部の後輩の中には、大学生の全国大会である「インカレ」(インターカレッジ)に出場している学生もいますが、より多くの後輩に出てほしいです。また、4年間きつい練習を頑張るなら、自分と同じ日本選手権やジャパンオープンなどより大きな大会に出場し、水泳をとおしての人との出会い、自分磨きなどより充実した体験を同じようにして欲しいと願っています。
これからの目標をお願いします
2024年3月にあるオリンピック選考会という大会にむけて練習を重ね、オリンピックへの出場を目標にしています。これまで、周りの人たちが自分のためにやってくださったことを支えに泳ぎ、その大会でもお世話になった方々にお礼を伝えられるような泳ぎができるように頑張ります。