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ミニバス撮影のおすすめスポット!エンドラインからの撮影テクニックと押さえたいポイント

ミニバスの撮影、どこから撮っていますか?

私もいろいろな場所から撮影してきましたが、圧倒的に満足度が高いのはエンドラインからの撮影でした。実際、プロの試合でも多くのカメラマンがエンドライン付近に陣取っていて、納得感がありました。

でも、エンドラインからの撮影がいいのはわかったけど、
・どこにいればいいの?
・どっちのゴールを狙って撮るべき?
・審判や選手の動きで撮影が難しくなることは?
というような疑問が出てくるかもしれません。

私の中でエンドライン撮影におけるベストポジションがあり、それをおさえれば選手の表情もプレーの迫力も良い形で残せます。ここでは具体的にどこから撮ればいいのか?とその注意点について解説します。

赤線がエンドラインです


エンドラインのベストポジション

エンドラインといっても、どこにいるかで撮れる写真は大きく変わります。結論からお伝えすると、ゴールの右側がベストポジション です。

なぜゴールの右側なのか?

審判の動きが関係しています。
バスケの試合では、2人の審判が基本的にゴールの左側にいるため、左側から撮ると審判と選手が重なってしまい、撮影が難しくなります。

左側から撮ったら、見事に被りました

なお試合開始直後は一時的に審判が右側にいることもありますが、最初だけなので、慌てなくても大丈夫です。


敵陣のエンドラインで撮影しよう

エンドラインはコートの両端にありますが、どちら側から撮るかも重要です。結論をお伝えすると、敵陣(自チームが攻める方)のエンドラインから撮りましょう。

なぜ敵陣のエンドラインがいいのか?

  • 選手の表情がしっかりと撮れる

  • シュートシーンの迫力が伝わる

自陣ゴール側から撮ると、敵陣に向かって走る選手の背中ばかりになってしまいます。もちろん背中から感じるものもありますが、共有を受ける保護者としては子どもたちの表情がわかるほうが嬉しいのではないかと思います。

ちなみに2Qが終わるとコートチェンジをしますので、ハーフタイムのうちに移動するのもお忘れなく。

📷 カメラマンの気持ち
強豪チームと対戦すると、全然攻められない時もあります。カメラマン視点では自陣にいた方がたくさん撮れるのはわかってますが、子どもたちが頑張ってるのに諦めちゃダメだ…!と気持ちを強く持って敵陣側で待っていました。


エンドラインから撮影するメリット

選手の表情や感情がとらえやすい

何をしようとしているのか、それがうまくいったのかどうかは、選手の表情にあらわれます。観客席からでは見えづらい表情や細かな仕草も、エンドラインならしっかり撮影できます。

また、試合の緊張感や選手の気持ちが伝わる写真を撮れるのも、このポジションならではの魅力です。

誰よりも試合を感じることができる

観客席にいたころは「なんで黙ってプレーしてるんだろ?」と思っていましたが、エンドラインにいると 選手同士の掛け声や戦術の指示が聞こえてくる んです。

また、ゴール下では子どもたちがぶつかる音や、シューズの音までリアルに聞こえ、臨場感が桁違いです。これはカメラマンの特等席と言ってもいいでしょう。

そういった空気感も写真で表現できるといいなと思っています。


撮影で気をつけたいこと

コートに降りられるかは要確認

公式戦でコートに降りることが許可されるケースはほとんどありません。ですので、コートに降りてゴールの右側から撮影できるのは、練習試合や親交のあるチームが主催するカップ戦になります。ただ、それでも運営側の邪魔にならないかどうかも確認した上で、撮影に臨みましょう。

コートに近づきすぎない

エンドラインは 審判や選手が頻繁に行き来する場所です。
あまりラインギリギリで撮影すると、審判の動きを遮ったり、試合の流れを妨げてしまう可能性があります。

また、ボールが飛んできたり、選手が勢い余って突っ込んでくることもありますので、未然に怪我を防ぐためにも安全面は十分に注意しましょう。

孤独との戦い…?

エンドラインは、観客席と離れていることが多く、他の保護者と一緒に試合を観戦できません。「あのプレー良かったね!」と話す相手もいないため、最初は少し寂しく感じるかもしれません。

ただ、良い写真を撮ることに集中していると、次第にその孤独も気にならなくなります。何よりも、撮影した写真を見た保護者から「ありがとう!」と言われると、そのやりがいが孤独を上回るようになります。


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!
エンドラインは、 バスケの魅力を最もダイレクトに感じられる特等席 だと思っています。次の試合では、ぜひエンドラインからの撮影に挑戦してみてください!

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